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細身が嫌で筋トレ開始。メンズフィジーク熊本王者のモチベーション維持の方法とは?

7月3日に開催されたマッスルゲート熊本、メンズフィジーク172cm以下級と新人の部172cm以下級で2冠を果たした林佳士選手。細身だったのが嫌でトレーニングを始めた林選手はどのようなトレーニングで現在のような身体をつくりあげたのか。また、モチベーションが落ちたときに行ういくつかの方法があるという。ここでは、林選手からモチベーション維持方法を含めたトレーニングや栄養の話を聞いた。

【写真】林佳士選手の見事に割れたバキバキ腹筋

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

林 佳士選手

トレーニングをはじめる前の林選手

トレーニングをはじめる前の林選手

──いつからトレーニングを始めましたか?
「学生時代の部活でのトレーニングを含めれば高校生のころからですが、ボディメイクとしてコンテストなどを目指してのトレーニングは2018年の夏からです。元々細身の身体が嫌で、たくましい身体に変えたかったのと、トレーナーとして説得力ある身体作りのためです」

──現在のトレーニングについて教えてください。
「胸の日、背中の日、肩の日、脚の日、オフ。各日の締めに二頭、三頭、腹筋を交互に組み合わせてます。対象筋を意識すること、丁寧なフォームで取り組むことは大前提で前回よりも1レップでも多く、1kgでも重い重量で行えるようにを意識しています」

──トレーニングをしていて良かったことは何ですか?
「たくさんあるのですが1番は身体が丈夫になって風邪などを全くひかなくなったことです。他にもトレーニングを通してできたいろんな方との繋がりも嬉しいです」

──トレーニングをしていて辛かったこととはありますか?
「辛いと感じたことはあまりないのですが、どうしてもモチベーションの低下を感じるときがあります」

──モチベーションを上げる方法は何でしょうか?
「そんなときは大会観戦に行く、誰かとトレーニングをする、パーソナルを受ける、新しいウェア買う、サプリメントを変えるなど、自分でモチベーションの材料を探します」

──仕事とトレーニングの両立について苦労、工夫していることは何ですか。
「幸いトレーナーをしており、ジムにいる事が多いので一般職の方に比べると恵まれた環境だと思ってます。ただトレーニング指導が夜遅くまで続くときは睡眠を優先したいので、指導の合間に、メニューを小分けにして1日かけて終わらせるときがあります」

──栄養面でこだわっていることはありますか?
「栄養を吸収する上で大切なので腸内環境を整えることは気にしています。食後の整腸剤や食物繊維の摂取を行うようにしてます。あとはアミノ酸やタンパク質を1日通して摂取し筋肉の分解をしないように気をつけてます」

──減量で意識していることがあれば教えてください。
「あまり数字にとらわれないこととカロリーを極端に削らないことです。特にトレーニング前後と途中はオンもオフも量を変えません」

──バルクアップで意識していることは?
「当たり前ですが栄養をしっかり取りながらトレーニング強度を上げることです。バルクアップが苦手なので頑張ります」

──次の目標を教えてください。
「ジャパンカップで優勝です。今回は初のフィジーク出場だったのですが、周りの選手の身体が大きくてバルク不足を感じました。しっかりとアウトライン、特に背中を強化して見劣りしない身体を作っていきたいです」

──これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「減量や調整、初めてのことだらけだと思いますが変わっていく自分を楽しみながら頑張ってください。早めに準備していくことをおすすめします」

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