「妊娠糖尿病の悩みを筋トレが救った」育児をしながらトレーナーとして活躍するビキニアスリート

ゴールドジムJAPAN CUPビキニフィットネス35歳以上160cm超級2位の羽鳥茉利絵選手は妊娠糖尿病になったことがきっかけでトレーニングをはじめたという。現在ではビキニアスリートだけでなく、トレーナーとしても活躍する羽鳥選手だが、どのようにトレーニング、ビキニ競技に熱中していったのか。

取材:FITNESS LOVE編集部 大会写真:中島康介

【写真】羽鳥茉利絵選手のバックポーズを含むポーズ写真

羽鳥茉利絵選手

──トレーニングをはじめたきっかけから教えてください。
「2014年妊娠中に妊娠糖尿病になり、毎日血糖値測定しながら妊婦生活を送っていました。出産後も血糖値が高く、そのままでは糖尿病患者となってしまうため、何か解決法はないかとネットを探していたところ筋トレが良いとの情報を見て、それまで完全に無縁だった筋トレを開始しました」

──出産後もトレーニングは継続されたのですか?
「乳児の世話があるためジムに行けるのは早朝4時ごろのみで、近所の24時間ジムに通いました。健康になりたくて必死でカトちゃん先生のYoutubeを見ながらバーベル種目などに挑戦し、合わせて食事管理も行いました。 本当に治るのか半信半疑でしたが、トレ後の血糖値の落ち着きようを見ると信心が湧きトレーニングを継続することができました。自分の身体の性質から筋トレは今後も続けていくべきである上、もっとトレーニングについてよく知りたいと思うようになり、パーソナルトレーニングを開始。そのころには血糖値はいつ何を食べても正常範囲内になっていました」

──身体づくりをする上でのこだわりを教えてください。
「トレーニングについては、時期によってすごくハマっている方法などはいつも何かありますが、こだわりは特にないです。食事については、夕飯はできる限り一汁四菜自炊し、家族と一緒に食べることにこだわっています」

筋トレを始める前から2021年までの変化

筋トレを始める前から2021年までの変化(写真提供:羽鳥茉利絵)

──トレーニングを始めてからの変化はいかがでしょうか?
「血糖値のこともですが身体も精神も整いやすくなり健康になりました。以前は長時間歩くだけで腰が痛くなっていましたが今はならないです。トレーニングの仕事がしたいと思うようになりデスクワークの仕事からトレーナーへと変わりました。今はフリーランスとして都内エニタイムフィットネスなどで活動しています」

──そこからビキニ競技に挑戦したのはなぜですか?
「トレーニングの情報を集める中で自然と知ったコンテスト。何か理由があったわけではなく、トレーニングの世界に没入していく中で『なんとなくいいな~、やってみたいな~、楽しそうだな~』と思うようになり、2016年から毎年JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)のビキニフィットネスの大会に出場しています」

──ビキニ競技を始めてからの変化はどうですか?
「目標が明確になり、筋肉量が増え、身体の形が変わり、トレーニングや減量に詳しくなりました。大変なこともありますが総じて楽しいです」

──今年の目標についてはいかがでしょうか?
「肩と背中の筋肉量を増やすことです」

──今後の目標はどうですか?
「今まであまり興味がなかった身体のパーツや手法にも目を向けて、さらに詳しくなって、自分の身体も、お客様のパーソナルトレーニングやポージングレッスンもより良くしていきたいです」

──筋トレに興味を持つ読者に何かメッセージをお願いします。
「元々は興味がなく自分には関係のないものと思っていた筋トレでしたが、自分に健康と知的好奇心を与えてくれるとても素晴らしいものでした。パーソナルトレーニングや本などで学びながら気長に継続して取り組むのがおすすめです」

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