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今年のボディビルジュニア王者は誰だ!?昨年のジュニア世代6選手の筋肉美とともに大予想

明日8月7日(日)、宮城県仙台市はトークネットホール仙台(仙台市民会館)にて「第17回全国高校生男子ボディビル選手権大会」「第34回JOC日本ジュニア男子ボディビル選手権大会」「第9回オールジャパンジュニアフィットネスチャンピオンシップス(16~23歳未満)ボディフィットネス・ビキニフィットネス・メンズフィジーク」が行われる。

本大会では昨年、日本のジュニア世代のみならず一般世代にまで勝利を収めた選手が多数出場し、現代の若手(23歳未満)の力を表面化させたものとなった。そんな中、今年のジュニア世代の闘いにはより多くの出場選手が集まり、中でもボディビルカテゴリーは話題を集めている。

ボディビル70㎏超級では次の選手たちに注目。

2022年東京クラス別ボディビル選手権75㎏超級優勝・坂本陽斗坂本陽斗選手彼は、昨年8月に行われた『マッスルゲート愛知』にて、カテゴリー7冠を達成し、同大会のボディビル75㎏以下級に出場したなかやまきんに君こと中山翔二選手にも快勝、一躍話題となった。今年に入り、一段と大きくなった18歳、坂本の伸びしろはいったいどこまであるのだろうか。昨年よりも、全体的なスケール、仕上がり、パーツの強さ、下半身などの強化が伺える。写真は先日行われた東京クラス別ボディビル選手権のもの。

2021年日本ジュニア男子ボディビル選手権準優勝・椎名拓也

椎名の身体は全体の均整がとれており、仕上がりの質感が非常に良い。四肢が長いのに加え、それらの筋腹が長いため、特段サイズが大きいわけではないが、ボリュームを感じられる。昨年の日本ジュニア男子ボディビル選手権では、ポージングのクセが見受けられたが、今年はどんな進化を遂げているかに注目したい。

2021年東海ボディビル選手権優勝・杉中一輝

先に紹介した椎名と同じ世代の選手。パワーが非常に強く、それが身体に反映されている。全身のどこをとっても‟分厚い”筋肉を持っており、特に脚、背中、胸郭周りは日本トップクラスと言える。昨年の日本ボディビル選手権で準優勝に輝いた、‟ジュラシック木澤”こと木澤大祐の弟子でもあり、どことなく雰囲気近いものを感じる。昨年はシーズンが長くなり、後半に失速気味に見えたが、今年の初戦となる本大会での結果はいかに。

2022年九州ボディビル選手権優勝・榎田大人

榎田大人選手大型選手の1人で、仕上がり体重は80㎏を超える身体を持つ。全体的に重厚感があり、骨格も大きいためステージ上で他の選手と並んだときのいわゆる‟デカさ”はジュニア世代ナンバーワンかもしれない。先日行われた九州ボディビル選手権、宮崎県ボディビル選手権にエントリーしダブル優勝を果たすなど、期待のかかる若手だ。仕上がりも、さらに期待したい。

これらの選手はいずれも昨年の日本ジュニア男子ボディビル選手権の出場者で、皆上位選手である。どの選手も昨年より明らかに成長しており、シニア世代でも歯が立たない、注目の選手たちだ。

そして70㎏以下級では次の通り。

2021年日本クラシックボディビル選手権5位、日本クラス別ボディビル選手権5位、2018年三重県選手権優勝・岡 玲治

仕上がりを毎回外さない、若手1の仕上げを誇ると言っても過言ではないのが、三重県の岡玲治だ。筋肉量の面では伸びを感じられるが、それ以外のポージング、仕上がり、ステージング、フォルムなどは非常に良い。昨年よりも進化した身体に期待したい。

2021年全日本学生ボディビル選手権3位、東日本クラシックフィジーク選手権175㎝以下級優勝・佐藤悠介 

佐藤悠介選手高身長かつ、全身の筋肉量バランスが良い選手の1人。昨年はステージ上で今一つ存在感が弱い一面があったが、それでも実力で上がってきた。東日本クラシックフィジーク選手権でクラス優勝するなど、美しい筋肉の身体を持ったボディビル選手として注目されている。昨年の世界クラシックフィジーク選手権クラス4位の成績を持つ五味原領と同い歳で、同じ日本体育大学卒業。

 

昨年まで本大会はクラス分けがなかったが、今年は過去最多の63名が日本ジュニア男子ボディビル選手権へと出場、クラス分けして行われることとなる。一般世代も目が離せない今注目の大会となっている。

上記に挙げた選手以外にも有望な選手が多く出場するが、明日その成長を見ることができるだろう。若手選手の活躍に大いに期待したい。そして、大人たちは負けてはいられない。


文:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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