8月28日に、北海道・函館市民会館で『JBBF第34回日本マスターズ選手権』が開催された。今大会は年齢別の日本一を決める闘いで、男子ボディビルで8クラス、女子フィジークで3クラスが行われた。
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第一部に開催された最年長クラスとなる80歳以上級は、80歳を超えたボディビルダー10名が出場する。“長寿国日本”を体現した闘いだ。優勝は、昨年度2位だった81歳の笠原孝昭選手で、今大会最高齢の80歳以上級のチャンピオンに輝いた。同クラスでは、本大会最高齢にあたる85歳の金澤利翼選手が2位となった。
また、60歳以上級では、K-1ファイター、歌手、俳優などマルチに活躍する角田信朗選手が優勝。そのまま60歳以上、65歳以上、70歳以上、75歳以上、80歳以上の5クラスで争われるオーバーオールも獲り、2冠を達成した。
第二部では、40歳以上級にタレントのなかやまきんに君が、全国規模の大会で初めての6位入賞。同クラスでは、バズーカ岡田で知られる日本体育大学教授の岡田隆選手が優勝した。
40歳・50歳・60歳以上級の優勝者で競われるオーバーオールで優勝したのは、50歳以上70kg超級を制した井上裕章選手。2015年にアジアボディビル大会のクラシックボディビル171cm以下級での優勝経験のある日本のトップ選手だ。角田信朗選手、岡田隆選手、井上裕章選手のラインナップでの比較審査は話題を呼んだ。
そのほかの結果は以下の通り。
■男子ボディビル
・80歳以上級
1位 笠原孝昭/2位 金澤利翼/3位 齋藤忠男/4位 杉尾 忠/5位 井上義信/6位 吉田昌弘
・75歳以上級
1位 中野博之/2位 竹下浩一/3位 田中眞彦/4位 長宗五十夫/5位 池田嘉明/6位 小川 智
・70歳以上級
1位 山野成思/2位 辺見不二男/3位 菊池正幸/4位 三部 博/5位 銭 安武/6位 竹内春夫
・65歳以上級
1位 中島幸忠/2位 宮本重之/3位 山口義浩/4位 高山盟松/5位 坂本雅己/6位 濱田 真
・60歳以上級
1位 角田信朗/2位 芝原茂樹/3位 林 勇宇/4位 柳澤伸一/5位 加藤 充/6位 松田玲士
・60～80歳オーバーオール
1位 角田信朗
・50歳以上70kg以下級
1位 土金正巳/2位 金井雅樹/3位 鷲巣国彦/4位 征矢洋文/5位 村松幸大/6位 国塚清久
・50歳以上70kg超級
1位 井上裕章/2位 河村秀美/3位 猿山直史/4位 野村政盛/5位 内田 貴/6位 村山 元
・40歳以上級
1位 岡田 隆/2位 西村靖征/3位 加藤 佳/4位 川辺 仁/5位 江端健治/6位 中山翔二
・50歳以上級オーバーオール
1位 井上裕章
・40～60歳オーバーオール
1位 井上裕章
■女子フィジーク
・60歳以上級
1位 沼田初恵/2位 川上由美子/3位 渡部みゆき/4位 深作靖子/5位 高松眞里子/6位 林 智砂
・50歳以上級
1位 清水恵理子/2位 吉川千周/3位 髙橋典子/4位 春日千春/5位 椛沢幸子/6位 大仲寛子
・40歳以上級
1位 門脇由夏
・オーバーオール
1位 清水恵理子
文：FITNESS LOVE編集部 撮影：中島康介
