9月4日(日)、石川県・本多の森ホールで公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の『第33回 ジャパンオープン選手権大会』が開催された。女子カテゴリーの中でも、筋肉量が求められる「女子フィジーク」では、阪森香理選手(51)が優勝した。
【写真】まさに努力の賜物。阪森選手のバキバキに仕上げた筋肉ボディがスゴイ
阪森選手がトレーニングを始めたのは46歳。そこから僅か2年でボディフィットネスの日本チャンピオンになるなど躍進を遂げてきた。今年からは持ち前のバルキー筋肉を武器に、より筋肉量を求め女子フィジークにカテゴリー転向。今大会は、34名もの選手がエントリーする激戦のなか、日本選手権で活躍する荻島順子選手(54)や、原田理香選手(47)などの強力な先輩フィジーク選手たちを抑え、見事ビッグタイトルを手に入れた。大会後は、10月の日本選手権に向けて熱く抱負を語った。
「去年はボディフィットネスと並行して関西の大会だけ女子フィジークに出場させていただいていたのですが、今年は女子フィジークに転向して、これが2戦目になります。1戦目の日本クラス別では優勝を目指していたものの2位に終わりました。ここで優勝できたのは自信にもつながりますし、日本選手権に向けてよいスタートが切れたと思います(取材:藤本かずまさ)」
文:FITNESSLOVE 撮影:中島康介
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7月18日に開催された「第36回東京クラス別選手権大会」の女子フィジーク158cm超級に出場した佐藤奈々子選手(46)が、初優勝を果たした。今回で同大会のクラス別の卒業を考えていた彼女は、見事に目標をクリアし、次なるステージへ向かうという。 【写真】佐藤奈々子選手のバックポーズを含む...

数多くのドラマが見られた昨年の日本選手権。選手たちはどのような思いで、あの日のあのステージに上がったのか。ここでは男子ボディビル、女子フィジークの各2位から12位までの選手を単独取材。感動の舞台裏に迫る。 取材:藤本かずまさ 撮影:中島康介
2021年女子日本フィジーク...