8月21日に開催されたマッスルゲート東京ベイのクラシックフィジーク新人の部で優勝した田中孝宜選手(27)。スポーツ大好きな教師が、病気をきっかけに肉体づくりに目覚めたという。そんな筋肉教師のトレーニングへのこだわりとは。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史
田中孝宜選手
――クラシックフィジーク新人の部の優勝おめでとうございます。トレーニングを始めた時期とキッカケを教えてください。
「2020年1月1日からです!」
――1月1日ですか!
「はい。わかりやすい日から始めようと思っていましたので、元旦を選びました。きっかけは腸の病気で入院をしてしまい、退院の際に食事指導を受けたことです。その際のメニューが身体を作るための食事メニューだったため、せっかくならば筋トレを始めてみようと思いました。サッカーやフットサルもやっているので肉体づくりに興味がありました」
――仕事とトレーニングの両立は、どうしていますか?
「私は教師をしています。教師は、時間の確保と食事の徹底が難しい職業です。時間に関しては、仕事に優先順位をつけて行っています。食事に関しては、フルーツなどの栄養価の高いものをバックに入れ、休憩中に食べられるようにしています」
――普段のトレーニングメニューを教えてください。
「Aパターンは、胸、腕、脚、オフ、背中、胸、肩をローテーションで。Bパターンは背中、腕、脚、オフ、胸、背中、肩を日替わりで、AとBの繰り返しを行っています。とくに意識しているのは、種目の特性です。収縮なら収縮、伸展なら伸展の感覚をきっちり感じながらトレーニングを行っています。あとサプリメントは、腸のためのサプリを摂ることで腸が活発に活動できるようにしています」
――食事面でのこだわりは?
「自炊を行うことですね。おいしいものを食べて減量やバルクアップをしていきたいので。自炊は自分の好みに味付けできることができますから。また、保存料や人口甘味料も少なく抑えられる利点もあります。減量は、自分のみならず仲間からのアドバイスや身体の見え方も参考にしています。バルクアップは、しっかりと食べてハードにトレーニングをするようにしています。弱点になりうる部位は、積極的にボリュームを増やし、ストレッチの局面ではしっかりとフルストレッチを意識するようにしています」
――トレーニングをしていて良かったことと今後の目標を聞かせてください。
「良かったことは、仲間や友達ができたことですね。今後は、仕上がり体重75kgで、ゴールドジムのジャパンカップで優勝したいです」
マッスルゲート関連の記事
8月14日に開催されたマッスルゲート関西のメンズフィジーク172cm以下級で優勝した安久友規選手(30)。6年前は細身だったが、現在では優勝するほどの筋肉を手にした。また、安久選手が大切にしたのは筋量を落とさない減量法。ここでは安久選手からトレーニングと栄養摂取について聞いた。
取材...
8月14日に開催されたマッスルゲート関西のボディビル新人の部で優勝、65kg以下級で2位となった篠田昌伸選手(45)。トレーニングのきっかけは総合格闘技の筋力アップだったという。ここでは、篠田選手からとレーニンや栄養のことを聞いた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康...

