8月21日(日)『マッスルゲート東京ベイ』が、浦安市文化会館にて行われた。ウーマンズレギンス50歳以下の部では宝田良子選手が優勝。宝田選手は45歳のとき、足腰を鍛えようとジムに入会。当時は現在より13kgも体重が重かったというが、そこから身体をどのように引き締めたのだろうか?
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史
マッスルゲート東京ベイ
ウーマンズレギンス 50歳以下の部 優勝
宝田良子選手
――まずはトレーニングを始めたきっかけから教えてください。
「45歳のときに自宅近くにゴールドジムがオープンしたのをきっかけに、足腰を強くしようと入会しました。当時はちょっと歩いただけでも疲れていたのですが、ジムでGroupPowerというスタジオトレーニングが好きになり、筋トレも頑張るようになりました。それからは代謝が上がり、食べても太りにくくなり、風邪も引かなくなりました」
――トレーニングで辛かった経験などありますか。
「股関節と腰が悪く、脚のトレーニングやスタジオレッスンで痛みが出て思うように動けませんでした。整骨院や整体でケアしてもらいつつ、ジムで機能改善のトレーニングを教えてもらって、徐々に改善ていきました」
――仕事とトレーニングの両立はどのように行いましたか?
「在宅勤務や家事、トレーニングの1週間分のスケジュールを組んで、トレーニングやスタジオの時間を作っています」
――普段のトレーニングメニューはどのように行っていますか?
「脚とお尻、背中、胸と上腕三頭の3分割です。2022年からは脚とお尻を週2回、各部位は1~2日空けるように組んでいます。ターゲットの筋肉をちゃんと伸ばして縮めているか、ターゲット以外に力が入ってしまっていないか、腹圧が抜けていないかなどを意識しています」
――自慢の部位とそのトレーニングメニューはありますか?
「背中です。トレーニングを始めた頃は苦手で、腕や肩が痛くなってしまっていたので、トレーナーさんに何度も聞いて、繰り返しマシンで練習しました」
――普段から食事なども工夫していますか?
「意識して多めに野菜を食べるようにしています。トレーニングの前後にしっかり栄養を摂ります。プロテインと糖質を少量ずつ1日5~6回とること」
――初めての大会で困ったことや不安だったことはありますか?
「前日と当日の過ごし方とポージングが不安でした。大会直前に、昔お世話になったトレーナーさんにSNSで相談してアドバイスをもらって安心しました」
――今回の大会での反省点はありますか?
「脚とお尻の筋量不足。トレーニングを継続して、脚の筋力アップと左右の筋量差を改善したいです」
――これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「自分がこうなりたいという身体を目標にして、心身の変化を楽しんでいただきたいと思います」