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長澤秀樹、世界へ!歯科医師としての経験がメンズフィジーク競技に活かされた!?

10月1日(土)に東京・北とぴあでJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催大会のメダリストのみが出場を許される日本最高峰の舞台「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2022」(以下、グラチャン)のメンズフィジークで長澤秀樹選手(32)が3位となった。

「めちゃくちゃうれしいです」

表彰式のあとバックステージに戻った長澤選手に心境を尋ねると、少し興奮気味にコメント。続いて、昨年5位から3位に躍進した理由について質問すると、さきほど心境を聞いたときとは打って変わり、冷静な分析をみせた。

「大胸筋の上部とポージングの面で大きく改善をすることができました。ただ、上位陣に比べてミッドセクションの見せ方の部分は劣っていると思うので、来年以降の課題だと思っています」

【写真】緻密な計算と分析で作られた長澤選手のVシェイプボディ

メンズフィジークは筋量があればいいという競技ではなく、審査基準に沿ったバランスが問われる。緻密な計算と分析によって作られた長澤選手の身体は歯科医師の仕事が活きているという。

「歯科医師は、細かい職人のような仕事です。どこをどうすればいいといった細かいことにこだわる習慣は、メンズフィジーク競技に活かされていると思います。ただ、筋量を付ければいいわけではなく、どこを大きくすれば、どのようにみえるか考えて、バランスよく身体を作ります。メンズフィジークは粗いつくりでは勝てません。そこが面白い部分でもあり、難しい部分でもあります」

長澤選手は、11月にスペイン・サンタスサンナにて開催されるIFBB世界選手権に出場予定。2019年にIFBBアーノルドヨーロッパでは表彰台を逃しており、2度目の世界大会に闘志を燃やしている。

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取材:FITNESS LOVE編集部

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