コンテスト

メンズフィジーク戦国時代を制したのは進化系肩を持つ新幹線運転士の伊吹!

伊吹主税選手今日10月1日(土)、東京・北とぴあで『グランドチャンピオンシップス2022』が開催、世界選手権代表選考となるメンズフィジークが行われた。昨年まで連覇していた絶対王者・寺島遼選手不在の中、決勝ラウンドファーストコール(事実上のトップ3を決める選手が前に立つこと)では、長澤秀樹選手、伊吹主税選手、直野賀優選手、木村拳太選手の順にコールされた。

【写真】背中が進化した三角筋の男、伊吹選手のステージ

昨年同大会2位の直野選手が順当にいけば優勢かと思われ、本人の表情にも余裕さえ感じられた。その隣、今年初めてファーストコールで呼ばれ直野選手と並んだ昨年6位の伊吹選手は、身体から表情まで力強く直野選手とは違った余裕が見てとれた。

そして運命の表彰、最後に名前を呼ばれたのは伊吹選手。念願のタイトルを手にした。伊吹選手は昨年からの改善点として、背中の広がりと厚みをあげていたが、今年の背中は一際目立ち、セパレーションと完成度で伊吹選手は群を抜いていた。

「優勝して、今の気持ちは本当びっくりしたという感じです! また、今までのしんどさというか、それが込み上げてきたんですが、報われたという気持ちがあって嬉しいです。昨年、直野選手と並んで、背中の厚みと広がりで差を感じました。なので、そこを徹底的にやり込みました。もちろんメンズフィジークで大事な肩もしっかりとやってきました。特に取り組んだメニューは、懸垂(チンニング)と、ロープーリーで、胸骨の動きを意識して頑張りました」

世界選手権代表の座を勝ち取った伊吹選手は、11月2日(水)~7日(月)にスペインで行われる『世界選手権』に向けての意気込みも熱く語った。

「減量で疲れきっている中ではありますが、トレーニングの強度をもう一度元に戻して世界に向けて頑張ります!」

■メンズフィジーク
優勝 伊吹主税選手/2位 直野賀優選手/3位 長澤秀樹選手/4位 木村拳太選手/5位 外間博也選手/6位 穴見一佐選手

取材・撮影:FITNESS LOVE編集部

次ページ:背中が進化した三角筋の男、伊吹選手のステージ

次のページへ >


-コンテスト
-,