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51歳の4児の母親がスノーボードの大ケガを乗り越え、わずか1年で誰よりも輝く

10月2日(日)に東京・サンパール荒川で開催された『マッスルゲート東京』のビキニ35歳以上160cm以下級で優勝した山崎美香選手(51)。4児の母親でもある彼女は、スノーボードによるケガをキッカケに筋トレを開始し、わずか1年で優勝した。

【写真】51歳の4児の母・山崎選手の鍛えた筋肉美

ネイルサロンで働く山崎選手は、スノーボード歴6年でハーフに挑戦したり、10mほどジャンプするほどの腕前があるそうだ。また山の中を滑走するほどの上級者で、木に激突してアバラ骨を折ったこともあるという。筋トレは、半月板損傷をキッカケに50歳から開始し、1年3カ月の期間を経て今大会への出場を決めた。

もともとはスノーボードのケガ予防のために始めた筋トレだが、「ゴールドジムに通い始めて、3カ月で身体が変わってきて面白くなった」と山崎選手はボディメイキングに目覚める。今大会へ向けては、「広背筋に丸みを持たせたい」と背中を中心に鍛えてきたと明かし、見事に優勝を成し遂げた。

家族は、夫、21歳の長男、20歳の長女、高校2年生の次女、中学3年生の二男で4児の母親だ。今大会へ向けては家族の協力なしには出場できなかったと感謝した。

「一番下の子がダウン症なんです。なので家を留守にすることはできないので、上の子が面倒を見てくれています。あとネイルサロンで働いていますが、大会の時はお客様に理解していただいております」と周囲の協力があって初めて、好きなことをさせてもらっているそうだ。

だからこそ、スノーボードもフィットネスのコンテストも全力で取り組む。周囲に感謝しつつカッコいい4児の母は、これからも輝いていくことだろう。

(ビキニカテゴリー結果)
■ビキニ
・35歳以上160㎝以下級
1位 山崎 美香 / 2位 寺沢 薫
・35歳以上160㎝超級
1位 鯨井 喜美枝 / 2位 窪田 尚美
・35歳未満158㎝以下級
1位 李 心怡 / 2位 庄司 彩乃
・35歳未満163㎝以下級
1位 京極 晶子 / 2位 島本 ゆりあ
・35歳未満163㎝超級
1位 船本 真衣 / 2位 木戸 優香

取材・文:松井孝夫 撮影:北岡一浩

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