10月2日(日)に東京・サンパール荒川で開催された『マッスルゲート東京』のウーマンズレギンスフィットネスで優勝したのは、山岡由紀選手(41)だった。チアダンスをやっていただけあり、身体を鍛えることが好きな山岡選手にとってボディメイキングが合っているようだ。
今大会から採用されたウーマンズレギンスフィットネスは、「ウーマンズレギンスに比べて筋量が求められる傾向にある」と大澤直子審判員長が明かす。ウーマンズレギンスは出場ハードルの低さが特徴だが、ウーマンズレギンスフィットネスは少し審査基準が上がるということなのだろう。
山岡選手は、「これまで肩幅の広さがコンプレックスだったんですが、この競技だと逆に武器にできる」と週5・6回のトレーニングで肩まわりの強化をしてきたという。その成果が出て、初出場ながら初優勝を成し遂げた。
「初めてステージに立ってみて、楽しかったです。減量は大変でしたが、次はボディフィットネスに出場したいと思います」と山岡選手。チアダンススクールの事務の仕事をしながら、さらに上を目指す山岡選手はコンプレックスを武器に変えて、これからも結果を出していくことだろう。
取材・文:松井孝夫 撮影:北岡一浩

10月2日(日)に東京・サンパール荒川で開催された『マッスルゲート東京』のビキニ35歳以上160cm以下級で優勝した山崎美香選手(51)。4児の母親でもある彼女は、スノーボードによるケガをキッカケに筋トレを開始し、わずか1年で優勝した。
【写真】51歳の4児の母・山崎選手の鍛えた筋肉...

トレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回紹介するのは、9月11日にイオンモール宮崎で開催された『マッスルゲート宮崎』で、ウーマンズフィジークで優勝した森伸子さん(67)。肩こり改善のために筋トレを...