9月30日にアメリカ・アレクサンドリアで「2022 IFBB Pro League and NPC Worldwide Ben Weider Naturals Pro」が開催され、メンズフィジークで田口純平選手(29)が3位入賞を果たした。帰国してすぐの田口選手に心境、そして今後の展望を聞いた。
【写真】IFBB PRO田口純平、世界で闘うナチュラルプロの肉体
──ナチュラル(筋肉増強剤などの薬物を一切使用せずにトレーニングを行う)プロの世界大会で、3位という結果、率直な感想はいかがでしょうか。
田口 ナチュラルのプロ大会だったので、優勝を狙っていたので、素直に悔しいです。メダルを獲れたことは嬉しいのですが、悔しさが勝ちますね。上位2人のほうがバルクや、腕・肩周りがよかったので、今後の課題です。トータル的なプロポーションは負けていないと思っています。
──今回、単身で国際大会に出場したと聞きました。調整など大変だったのではないですか。
田口 出場を急に決めた都合から、普段からサポートしてくれてる友人が不在での渡米となりました。9月27日にアメリカに入り、30日に大会というスケジュールでした。今回は「一人でも行ってやろう」という強い気持ちだったので、単身での出場に戸惑いませんでした。最終調整に関しては、時差ボケや大会の進行が3時間半遅延するなど、しんどかった部分もありますが、出場してよかったです。
──今大会に懸ける何か特別な思いがあったのですか。
田口 応援してくれているファンのために、ナチュラルプロの大会でしっかりと結果を出したかったんです。
──2018年のオリンピアアマチュアでクラス別優勝とオーバーオール3位となり、IFBB PROになりました。
田口 自分の生まれ持ったポテンシャルを最大限に活かし、結果を出すというのをプロになったときに決めました。また、今フィットネスを始める若い世代が増えてきていると思うんです。その人たちに、時間をかけて努力をすれば、ナチュラルでもこの身体が作れるというのをプロとして証明したかったんです。
──ありがとうございます。最後に、今後の目標を聞かせてください。
田口 今後はオリンピアを獲るために全てをかけて挑みます。引き続き応援宜しくお願いします。
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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:田口純平
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