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「学業もトレーニングも人生を豊かにする手段」メンズフィジークでダブル優勝した大学生のこだわり

利川大貴選手9月23日に開催されたマッスルゲート九州のメンズフィジーク大学生の部と新人176cm超級で優勝した利川大貴選手(22)。大学生活を送りながら大会出場をする利川選手に、身体づくりについて聞いた。

取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

【写真】利川大貴選手の見事な逆三角形

──いつからトレーニングを始めましたか?
「高校生のときから競技に活かすためのトレーニングは行っていましたが、本格的に始めたのは、大学生になってからです」

──大会出場を決めた理由は?
「もともと興味があったことと、常にチャレンジし、意欲的でありたいためです」

──トレーニングと学業の両立についてはどのように考えていますか?
「両立というより、学業もトレーニングも人生を豊かにする手段と考えていますので、すべての基準はそこに合うかどうかだと考えています」

──栄養面でのこだわりはありますか?
「食事を楽しむことですが、なるべくタンパク質の多い食事を心掛けています」

──減量で意識していることがあれば教えてください。
「絞り切れなくて焦るというのを回避したかったため、合計で5か月半の減量期間を設けました。ですが、満足のいく絞りまでは到達できませんでした。減量期間が長くなると、精神的、感情的にもかなり辛くなることが稀にあります。そういったことを防ぐために、良質な脂質の量を増やすことでバランスを取っていました。また、脂質をカットしすぎないことで、身体の調子も良くなることを感じました」

──バルクアップについてはいかがでしょうか?
「今回の大会から学んだことで、これから試してみようと思うのですが、やはり正しく高重量のトレーニングを行っていくことです。また今後、体がどのように変化していくか楽しみです」

──最後に今大会に向けて強化した部位やポイントはありますか?
「骨格的にそれほどワイドな方ではないため、肩の前部、大胸筋上部のラインを意識し、厚みを出せたらと思ったのですが、いざ減量してみるとそれほど強化出来ていませんでした(笑)。 恐らく、減量中だからといって、トレーニング内容やボリュームを大きく変更しすぎたことが原因だと思います」

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