10月23日のマッスルゲート愛知のボディビル70kg以下級で優勝した篠田真選手。現在54歳の篠田選手はトレーニング歴35年。ベテランにトーニング法や栄養摂取のことを聞いた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
──いつからトレーニングを始めましたか。
「19歳のときにボディビルの学生チャンピオンに憧れからです」
──普段のトレーニングメニューを教えてください。
「6分割を週4日。まわりの状況に流されずに自分のトレーニングをやり切る集中力や重さにこだわらず、効かせられる重さでいかに追い込み自分を超えられるかを意識しています」
──トレーニングをしていてから変化は何ですか。
「ジムには色々な方との出逢いがありました。色々なことへの気づきがありました。まわりの方々の支えがあり生かされている、という感謝の気持ちを知りました」
──食事でこだわっていることは何ですか。
「自分の身体が欲しているものを基本にタンパク質だけでなく脂質や炭水化物も積極的に摂取しています。」
──減量で意識していることがあれば教えてください。
「体重を気にせずに体脂肪を落とすこと」
──バルクアップで意識していることがあれば教えてください。
「フォームを崩さない範囲での重さを扱うこと。 SNS等で溢れている情報に惑わされることなく、自分がやるべきトレーニングを全力で行うこと」
──これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「ジムは携帯を見るところではありません。 インターバルは水分補給や呼吸を整え、次のセットへの集中力を高める等の時間です。まわりに順番を待っている人はいませんか?自分のスペースを少しだけずらせば通る人が、隣りでトレーニングをしている人が窮屈な思いをせずに済むかもしれません。譲り合い、楽しい時間を共有してください。色々なことに気づくアンテナを張ってください。ジムには自分を成長させる気づきのヒントや出逢いが沢山あります。身体だけではなく、心も大きくバルクアップして人として目標とされるチャンピオンを目指してください」
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