10月23日(日)、愛知県・芸術創造センターにて『マッスルゲート愛知』が開催された。ここでは、メンズフィジーク大学生の部と新人172cm以下級でダブル優勝を果たした渡邉匡胤選手を紹介する。高校生のときからトレーニングを始めて大学生活でバルクのある肩を作り上げた渡邉選手。そのトレーニングや栄養摂取法とは?
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
──いつからトレーニングを始めましたか?
「中学から自重トレーニングを始め、高校ではトレーニングルームで鍛えていました。本格的にジムでボディメイクしたのは大学3年生からです」
──トレーニングを始めたきっかけを教えてください。
「ジェイソン・ステイサムやドウェイン・ジョンソンなどの海外の俳優が大好きだからです。あわよくば映画『ワイルドスピード』に出演したいなんて思ってました」
──なぜ大会に?
「大学生最後の年なので記念に」
──普段のトレーニングメニューを教えてください。
「基本的に分割法を用いて週6でトレーニングを行っています。曜日ごとに部位を決めるのではなく、胸、背中、腕、肩、脚、オフのサイクルで行っています。トレーニング中は、目的としている部位をいかに刺激できているか。あとは、とにかく高重量を扱うことを大切にしています」
──学業との両立はいかがですか?
「苦労はしていません。筋トレは、自己管理能力と生活リズムが整うので学業も運動も食事も睡眠も全てが上手く行きます。思い立ったら即行動でうまくいきます」
──栄養面については?
「減量期は美味しく食べるための工夫をするのではなく、可愛い筋肉のために栄養をあげる気持ちで食べてます。サプリメントは減量期は特に野菜から摂るためのビタミンが足りなくなるのでビタミン剤に頼ります。トレーニング時はグルタミンやクレアチン程度です」
──次の目標を教えてください。
「来年は丸々バルクアップの1年にします。再来年は、生まれ変わった筋量でまた優勝を勝ち取りに行きたいと思います」
──これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「鏡と向き合い、自分の強みと弱みの把握をしておくとポージングする際に工夫ができると思います」