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62歳のベテラン上山成昭が18年ぶりにボディビルの全国大会に出場!

12月3日に東京・品川インターシティホールで開催されたゴールドジムジャパンカップ。ボディビルマスターズの部(50歳以上)には、JBBFの日本選手権ファイナリストにもなった経験のある松尾隆太郎選手、ステージングで一世を風靡したナルシスこと山本昌弘選手、そして2003年にJPCボディビルで王者となった上山成昭選手らベテラン選手たちが出場。上山選手は予選敗退となってしまったが、熱い闘志みなぎるステージングでボディビルファンの心を動かした。

【写真】62歳の上山!18年ぶりにボディビルマニアの前に姿を現す!

上山選手は今回の結果についてこう語る。
「『僕、負けたんかー』という気持ちでした、自信はあったんですけど……(苦笑)。でもたしかに、みなさんすごかったですよ。バスキュラリティとか、部分的な筋肉のサイズとか。うーん、やっぱり自分の身体は及ばんねんなーと今日はよく分かりました」

上山選手は8月14日に兵庫で行われたマッスルゲート関西に出場。ボディビルマスターズの部、そして75㎏超級で優勝を飾り、今回のジャパンカップへの出場権を得た。それもなんと2003年以来、約18年ぶりにボディビルのステージに上がったということで、ボディビルマニアにとっては当時の熱い闘いを思い起こすきっかけとなったことだろう。

また、今年マッスルゲート関西に出場した理由については、「僕の師匠の長宗五十夫先生が、今年の北海道で開催された日本マスターズ選手権に出るというので、僕も出たいと思ったんです。一緒に行こうと話をしていたんですが、地元の和歌山から交通の便が悪いんですね。それで僕は行くのを断念したんです。何か出られる大会はないかと考えていたらマッスルゲート関西がちょうど時期的にも良かったので出場しました」と話す。

ジャパンカップでのコンディションについて上山選手は、「自分にというよりも、他のみんながデカくて仕上がっていたことにびっくりしました(苦笑)。いやぁ、デカいの一言かと……。JBBFのマスターズでもデカい選手がたくさんいますし、レベルが上がっていると感じました。来年はJBBFに復帰して日本マスターズ出場を目指します。そしてまた、ここからしばらく頑張ってみようと思っています。いやぁ、それにしてもこれではあかんなー。もっと体重も増やしていこう」と目標とともに今後の課題についても話していた。

来年は今年を上回る仕上がり、サイズで日本マスターズ選手権などにカムバックしてくる姿に期待したい。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

【写真】自信、力みなぎる62歳の上山!18年ぶりにボディビルマニアの前に姿を現す!

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