トレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回紹介するのは、『ベストボディ・ジャパン那覇大会』でガールズクラス準グランプリを獲得した松本真名美さん（25）。SNSに「#100日後に大会に出るお松」と投稿し、自分を奮い立たせることで減量に成功した松本さんのフィットネスライフを紹介する。
松本さんは昨年手術の際にできてしまったお腹の傷がきっかけでボディメイクを決意する。
「手術痕の残った自分の身体をみて、自信を取り戻すためにジムに通い始めました。美ボディになれば傷跡も気にならないと思ったからです」
食事制限と筋トレ、有酸素運動を始めた松本さんだったが、なかなかうまく進まず、SNSで「#100日後に大会に出るお松」というハッシュタグをつけた投稿を企画。自分のビキニ姿でのフロントポーズとバックポーズの写真を10日置きに投稿し始めた。
「10日ごとの投稿には『変わったね』『絞ったね』とフォロワーの方が書き込みをしてくださり、それをみてモチベーションが上がったのと、あとは見ている人がいるから頑張らないと恥ずかしいと自分を追い込むことができました」
実際100日チャレンジを始めてから、約7kgほどの減量に成功し、ベストボディジャパン那覇大会で準グランプリを獲得した。
「大好きな沖縄で初めて大会に挑戦したくて那覇大会を選びました。そこで準グランプリをいただけてとてもうれしかったです。ネイリストの仕事をしているのですが、お客様にも応援してもらい、ボディメイクを始めてから周りの方に声をかけていただいたり、応援していただいたりして、より頑張ることができました」
松本さんはこの1年間の経験を通してボディメイクの魅力をこのように語ってくれた。
「筋トレをしてもなかなか変わらないと思っている人は多いと思います。でも、やらなければ身体は変わりません。継続することは難しいんですけど、自分に合ったやり方を見つけると続られますし、続けることでどんどん変わっていきます。明るい感情にもなるので、『ボディメイクをすると外見だけでなく内面も変わるよ』と多くの人に伝えていきたいです」
取材：FITNESS LOVE編集部 写真提供：松本真名美
