コンテスト mens

週14回筋トレ!ジャパンカップ王者の“ノンストレス”ボディメイク術”

昨年12月に東京・品川インターシティホールで最大級の筋肉の祭典である『ゴールドジムJAPAN CUP(以下、JAPAN CUP)』が開催され、メンズフィジーク176cm以下級で桂山晃輔選手が優勝に輝いた。

【写真】桂山選手の板チョコのような腹筋と羽のように広がった広背筋

JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の東京選手権や、関東選手権メンズフィジークでの優勝歴を持つ桂山選手は、美しい広背筋の広がりとミッドセクションが持ち味。トレーニングをはじめたきっかけはスーツをかっこよく着こなすためだったという。
「現在はパーソナルトレーナーをしていますが、5年前までは住宅の営業をしていました。お客様の一生の買い物に際して、自信なさそうにみえるのは嫌だなと思い、身体を鍛え、スーツをかっこよく着て堂々と営業できるようになりたいと思いました。ベンチプレスをメインに行い、胸回りが発達しました。自分の身体に自信が出てきたことで、伝え方などにいい影響が出ました。そこからトレーニングに夢中になり、好きなことを仕事にしたいと、現在のパーソナルトレーナーの職に就いています」

桂山選手のトレーニングはとにかくハイボリューム。
「多いときは週14回トレーニングしています。減量期は少なくとも週10回はやるようにしています。1回のトレーニング時間は2から2時間半で、セット数は50~60とボリュームをしっかりと取るようにしています。もちろん前回扱った重量を意識して重さへのこだわりも常に持っています」

毎朝4時半に起きて、朝のトレーニングを習慣的に行う桂山選手は周りから心配されることもあるという。
「周りからはよく『どこまでやるの?』『やめないの?』と心配されることがあります。しかし休まないことにストレスを感じていませんし、このボリューム感にしてから満足のいく変化が得られているので、ブラしたくないという気持ちが強いです」

桂山選手はストレスを感じないということを栄養面でも重視している。
「減量期に入る2か月前から減量食でバルクアップをするようにしています。そうすることで減量期に入っても、内容を大きく変えることなく、ストレスなく減量期に入れます。いきなり食事量も減らして、内容も減量食だと落差が大きくてストレスに感じてしまうと思っています」

最後に桂山選手からトレーニングを続けるコツを聞いた。
「トレーニングの楽しさを忘れずにやってほしいです。あとは変化に敏感になることが大事です。ダイエットでも少しだけの変化に気が付けるようになるとどんどん楽しくなると思います」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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