ボディビル界に将来有望な新人選手登場!出張先でもトレーニングするために2つのジムを契約!?
昨年9月23日に開催された「マッスルゲート九州」ボディビル75kg超級で優勝、全国大会の「ゴールドジムJAPAN CUP」(以下、ジャパンカップ)でも同階級3位となった眞野太朗選手(27)。身長180cm、82kgというバルクでなおかつカットのある筋肉美を披露した眞野選手を取材した。
13歳のときにウエイトトレーニングを始めた眞野選手は重さを追求する楽しみを覚えていったという。
「住んでいる地域の治安が悪かったので身体を鍛えないと舐められると思ってトレーニングを始めました。中学2年生のころは身長は180cm、足のサイズは30cmと大柄ながら、細見だったので、筋トレで体格も良くしたいというのもありました。大学生のころは体重は110kgあり、ベンチプレス180kg、デッドリフト290kg、スクワット250kgを挙げていました」
とにかくデカくなろうと扱う重量を追求していたが、昨年、社会人4年目にして心境の変化が訪れる。
「3年という社会人としての節目を迎えて、新しいことへのチャレンジとしてボディコンテストに出場しようと決意しました。大学生から社会人になり、少し体重が落ち着いたものの、出場しようと決めたときは98kgあった体重を、6~7カ月で17kgほど絞りました」
ジムには週5日は必ず通うようにしている眞野選手だが、仕事の都合上、全国各地への出張が頻繁にあるという。
「月に2、3回は出張があります。そのたびにジムに行けなくなるのは嫌なので、ゴールドジムとエニタイムを2つ契約して、全国どこへ行ってもジムに通えるようにしています」
初出場となったマッスルゲート九州で見事優勝し、続くジャパンカップでも3位入賞を果たす。その原動力の要因となったのは、ジャパンカップで優勝した阿部ロイ選手の存在があった。
「ゴールドジムで小沼(敏雄)さんのポージングアカデミーを受けています。そこに今年デビューの阿部ロイ選手がいました。同じ階級に出場するということもあって以前から意識していて、そのおかげでより頑張れましたし、実際阿部選手にジャパンカップで負けて、来年のものさしができました」
眞野選手に今後の目標を聞くと「まずは東京クラス別選手権での優勝を目指して頑張りたいと思います。将来的には階級別日本一になりたいです」意気込みを語ってくれた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
全国各地で開催されたマッスルゲートと、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の上位の選手のみが出場できる『ゴールドジムJAPAN CUP』が12月3日(土)、東京・品川インターシティホールで開催され、古川祐介選手(22)がボディビルジュニアの部で優勝した。
【写真】航海士ボディ...
12月3日に開催された『ゴールドジムJAPAN CUP』のボディビル65kg以下級で5位となった西田聖彦選手(34)は、吉本興業に所属するお笑い芸人"にしだっくす"としても活動している。西田選手は、7月のマッスルゲート熊本でボディビル同階級で優勝し、クオリファイを獲得して本大会に挑んだ。
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