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美しい腹筋が強み!ベティPRO選手が挑戦で得たカッコいい身体と豊かな心

俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」。なかでも優秀な成績を収め、PRO契約をしているトップ選手たちの筋肉美が凄まじい。今回はビキニ(ベティ)部門の堀田愛さん(ほった・あい/27)を紹介する。

【写真】美腹筋!堀田さんのバックポーズ含むステージ写真

全身がバランスよく鍛えられ、引き締まった筋肉美を審査していくベティ部門。サマスタの女性カテゴリーのなかでも一番筋量が求められ、多くの強豪選手が集う激戦カテゴリーだ。

昨年12月に開催された『2022 JAPAN PRO GRAND PRIX』に出場し、7位入賞を果たした堀田さんは、「今までになく出場選手のレベルが上がっていましたね」と振り返る一方で、「昨年はトップ10止まりだったのでハムストリングやお尻の絞り、バックポーズでの筋肉の見せ方など細かい課題を改善していき、もう一回り身体を大きくしたいです」とすでに照準を今シーズンに定めてトレーニングに励んでいる。

2018年からサマスタへ出場をしている堀田さんは、縦線の入った美しい腹筋を武器に数多の入賞経験があるベテラン選手。普段はパーソナルトレーナーとして一人ひとりに合わせたトータルサポートの提案をしながら、サマスタのポージング認定講師や審査員などを勤めているが、話を聞くと昔は人前に立つことが苦手な一面も。

「実はもともと人前に立つようなタイプではなかったのですが、本格的にトレーニングに取り組むためには何か目標にするものが欲しいと思い、コンテスト出場を目指すようになりました。出場したての頃はとても緊張しましたが、応援に来てくれる方々の声援も嬉しく、綺麗な選手の方々と並べる華やかな舞台にどんどん魅力を感じ、いつの間にかステージに立つことが“楽しい”という気持ちが強くなってきました。ポージングの練習などを通じて、普段から姿勢や歩き方も意識するようにもなり、猫背が改善されたことも大きな成果でしたね」

今年でPRO選手として5年目のシーズンを迎えるわけだが、挑戦を続けるなかで感じることもある。

「ボディコンテストに挑戦をすると、どうしても『勝ちたい』という思いが強くなり、気持ちのコントロールが大変になってしまう方も多いと思います。私自身も頑張って優勝を掴んでも、翌年には結果が思うように出なかった時期を経験してきましたが、その挑戦を続ける過程がとても重要で大切な期間だったと感じています。1回コンテストに出場したからといって、すぐに結果が出るものではありません。

もちろん結果が出るに越したことはないですが、理想の身体を目指していくなかにコンテスト出場があるということを忘れないで欲しいです。私はトレーニングを継続して取り組みながらコンテストへの挑戦を続けることで、たくさんの仲間に出会うことができ、人生がより豊かになりました。すぐに結果だけを求めるのではなく、継続するなかで学べることこそが、身体を成長させる一歩だと思います」

“フィットネスを継続することで心も身体も豊かになる”という堀田さん。そうは言っても、「忙しくてなかなか時間がない」「ジムに行くのが面倒」と感じる方もいるはず。最後に堀田さんにフィットネスの考え方についてアドバイスをもらった。

「まずは、いつものルーティンに取り込めることから始めれば良いと思います。例えば、通勤時の乗り換えの際にエスカレーターではなく階段を使ってみたり、車やタクシーを使わないで極力歩いてみたり……、考えてみると日常に要素は溢れていますよね。仕事が忙しく時間がない方も多いと思いますが、ご自身にあったフィットネスを見つけていただき、自分時間を大切に取り組んでいただきたいです。挑戦することで新しい自分にも出会えると思います!」

取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

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