6月3日(土)、東京都・NEW PIER HALLで『ベストボディ・ジャパン関東大会』が開催され、フィットネスモデル部門ウーマンズクラス（50歳以上）でバキバキに割れた腹筋を披露した雨宮美喜（あめみや・みき／50）さんがグランプリを獲得した。
「私、アル中かもしれない」と思うほどお酒が大好きだった雨宮さんは「『ベストボディ・ジャパン』を目標に禁酒期間をつくろう」と決意する。
「ちょうど3年前に禁酒のきっかけづくりで大会に出場することにしました。お酒大好きなので長い期間は止められないんですけど、大会から1週間前までは禁酒できるようになりました。私、アル中じゃないんだと思える時間です」
筋量の多い雨宮さんは、3年前のデビュー戦ではあまり筋量を求められないミス・ベストボディ部門に出場してしまい、予選落ちを経験したが、フィットネスモデル部門への転向後は順調に成績を伸ばしていった。
「TRX（※）インストラクターをやっていますので、身体は引き締まっていました。今回、今までの自己ベストである400点満点のグランプリを獲ることができました」
※サスペンショントレーナーを用いて行う、自体重と重力を負荷として利用するトレーニングシステム。
雨宮さんはステージでバキバキに割れた腹筋を披露し、観客を魅了した。
「毎朝、何かしらの腹筋種目を20回を欠かさず行っています。クランチ、Vアップなどその日、その日で種目を変えています」
普段は夜ご飯は好きな食べ物とお酒を飲みたいという雨宮さんは、その分、運動量を増やして、朝・昼は減量食を取るようにしているという。
「ずっと我慢してしまうと続かないので、自分の好きな夜ごはんとお酒を我慢せず、その代わりに他で頑張るようにしています」
男勝りなタイプである雨宮さんは『ベストボディ・ジャパン』に出場するようなって女子力がアップしたという。
「女性同士で控室にいると、女子力が高まります。美容のことの情報交換をよくするので、50歳ではありますが、毎年若返りができている気がします」
自慢の腹筋と、お尻を含めたバックラインと肩の強化を加え、日本大会TOP10 を目指す雨宮さん。
「ストレスを溜めないようにこれからも自分の目指す身体づくりをしていきたいです」
取材：FITNESS LOVE編集部 撮影：田中郁衣
