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なかやまきんに君が東京の階級別6位入賞!超多忙を極めながらも挑戦を続ける真意

6月24日、赤羽の地で東京のボディビルダーの階級別王者を決める激戦が繰り広げられた。お笑い芸人であり、今や日本のフィットネスのアイコンとして認知されているなかやまきんに君(本名:中山翔ニ)がボディビルマスターズ40才以上級に出場し、大いに会場を盛り上げ6位入賞を果たした。昨年からかなり多忙な日々を過ごし、半年間まともにトレーニングできなかった中でも出場したワケとは?

【写真】週1回のトレーニングでもベストを尽くして仕上げてきた、なかやまきんに君の大会写真

人気芸人のなかやまきんに君。特に昨年からは多忙を極めたという。

「大変ありがたいことに去年の9月頃からかなり仕事を頂いておりまして、一気に多忙になりました。トレーニングも週1、2回できればいいなというほどで、脚トレなんかは月に1回ほどしかできていませんでした。また、昨年からはジムならぬ"事務"作業がかなり多く、慣れない仕事も一気に増えて大変でした」

通常なら出場を辞退してもおかしくない状況ながら、今回の大会に出場を決めた理由とは。

「私は『やれることをやる』『ベストを尽くす』ということを意識しているので、もちろん仕事が忙しくて出場しないという選択肢があっても良いのですが、周りやこれまでの自分と比べず、『自分の今の状況で出せるベストを尽くそう』と考え、出場を決めました」

半年間もまともにトレーニングできていなかったので、かなり減量にも苦戦したとか。

「体力もかなり落ちてしまいました。これまで持てていた重量も持てなかったですし、非常に苦戦しました。これまでは定期的にトレーニングをし、食事も決めた時間に取ることができていたのでスムーズに減量できましたが、今回の減量は食事を食べられないということも多くあり、体重自体は減っているのですが、筋肉が落ちていて無理な減り方をしていましたね」

まともにトレーニング、食事が管理できない中でも、なかやまきんに君は違う視点からその状況を捉えていた。

「『ベストを尽くす』と決めたので、しょうがないと割り切って減量を進めました。みんなそれぞれ事情がある中で出場されていると思うので、私も頑張ろうと。それに、トレーニングに関しては体力も落ちて苦戦しましたが、仕事ではありがたいことに様々な新しい経験をさせて頂き、トータルで見たら非常に良い経験になったと思います」

最後に、今回の大会の感想を聞いた。

「率直に6位という結果は悔しいです。ですが、ベストを尽くしたので全く後悔はありません。これで終わりではないので、これからも自分のベストを尽くしていこうと思います」

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介


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