コンテスト

「太ったまま死にたくない!」産後太りで悩まされた日々からの劇的ビフォーアフター

大河原詠子さん6月24日(土)、埼玉県・戸田市文化会館で『埼玉県フィットネスオープン大会』が開催され、大河原詠子(おおかわら・えいこ/39)さんがビキニフィットネス163cm超級で優勝を飾った。

【写真】大河原さんの見事なS字ライン

ステージ上で見事に鍛え上げられた肉体を披露した大河原さんだが、筋トレをはじめた5年前の体重は86kgだったという。
「元々は”太ったまま死にたくない!”という思いから、ダイエット目的で筋トレをはじめました。多少の筋トレと糖質制限だけで59kgまで体重を落とすことに成功したのですが、筋肉が少なかったのでガリっと痩せてしまったんです」

筋肉の量が少ないと言えども見事にダイエットに成功した大河原さんだが、コンテストに挑戦するきっかけとなったのは共にトレーニングに励んだ仲間の影響が大きかった。
「”あの時やっておけばよかった”と後悔するくらいなら挑戦して恥をかいた方がいいと思えたんです。自分が死ぬとき、なにかに熱中して頑張り抜いたと言える経験を作りたいという気持ちが強くなり、一歩踏み出すことにしました」

競技への挑戦を決意した大河原さんは、筋肉の量を増やしながら継続的な減量をするために、食生活から改善を行なったという。
「トレーニングのボリュームはもちろん、栄養補給もしっかり行うようにななったんです。それまでは糖質カットを徹底していた生活でしたが、ある程度の糖質も取り入れることで力も出るようになり、トレーニングの質も変わりました」

実は大河原さんは昨年開催の同大会に出場し、2位という成績を収めている。コンテストデビュー戦から好成績を叩き出したにも関わらず、強い悔しさを涙ながらに語ってくれた。
「昨年の埼玉オープンで応援にきていた父が、私のポージングを見て”これ獲ったんじゃないか?”とすごく期待をして応援してくれていたんです。そんな中での2位だったので本当に悔しくて……。だから今年は絶対に優勝したいと思っていました」

昨年の屈辱を晴らすために挑んだ今大会だが、厳しいトレーニングや過酷な減量を乗り越えられたのは、周りの支えがあったからだという。
「いつも応援してくれる子供や、私のやりたいことを続けさせてくれる主人には感謝しています。トレーニングを共にしているコーチや仲間にも助けられる日々でした。頑張ろうという声がけはもちろん、お互いに励まし合うことで困難も乗り越えられました」

最後に、大河原さんにビキニフィットネスの魅力を聞いた。
「自分に期待して自分の期待に応えられるところが大きな魅力だと思います。夢中になれることを見つけられたことは私にとって宝物です。今後も死ぬまで続けたいです!」と力強く意気込み、満面の笑みで家族と会場を後にした。

取材:池田光咲 撮影:FITNESS LOVE編集部

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