「20代後半からボディラインのたるみが気になりだし、『重力に逆らいたい』と思い、スポーツジムに通うようになったことがトレーニングを始めたきっかけです」
そう話すのは、静岡県で開催された「Super Body Contest(SBC)SHIZUOKA03」のDRESS TIGHT部門CHARM(女子18歳~39歳)で優勝した佐藤文香さん。日頃から美容や健康を意識していて知識もあった方だと言うが、社会人になってからは仕事に邁進する日々でトレーニングとは無縁だったという。
そんな佐藤さんがトレーニングを実践していくなかで、ボディコンテストに出場を決めたのにはあるトレーナーとの出会いがあった。
「私は周りの方にも言われるくらい自己肯定感が低い人間ですが、今のトレーナーさんがポジティブなだけでなく、自身も物凄く努力している方なのでその姿に感化され、『私も仕事は頑張れているけど、プライベートも後悔なく全力で努力をしたい』と思うようになり、『大会に出場する』という大きな目標を立てることにしました。ボディメイクの指導だけではなく、そんな感情に導いてくれたトレーナーさんには感謝しています」
普段はメーカーOLとして働きながらコツコツとボディメイクに励みつつ、大会出場への準備も毎日欠かさずに行ってきたようだ。
「日々のトレーニングはもちろんですが、ポージング練習もしっかりと行ってきました。初めての出場だったので自分の魅せ方が分からず、毎日欠かさずに夜中に自宅で練習をしてきました。本番は緊張のあまり、脚の震えが止まりませんでしたが…。しかし、緊張もありましたが頑張ってきたことを周りの方々が分かってくれていたので、優勝という結果に自分事のように喜んでくれたので良かったです」
トレーニングを通じて新しい一歩を踏み出した佐藤さん。最後にこれからトレーニングを始めたいと思っている方に向けてアドバイスをもらった。
「辛いことや悲しいことがあっても、ボディメイクをしていると心が前向きになると思っています。まずは小さい目標からでも良いので、自分の人生の1カ月間だけでも続けてみて欲しいなと思います。すると1カ月前とは違う変化に気付けるはずです」
取材:FITNESSLOVE編集部 写真:Super Body Contest事務局
-コンテスト
-スーパーボディコンテスト, SBC