コンテスト

体脂肪率5%以下のバキバキの肉体美を作り上げたパパトレーニー【筋トレビフォーアフター】

フジタノブヒサさんのビフォーアフター「ガリガリがコンプレックスでした。自分を変えたいと思ってトレーニングを始めました」

現在、RIZAPのトレーナーとして活躍するかたわら、夏が一番似合う男女を決めるボディメイクコンテスト『サマー・スタイル・アワード』にも3回目の出場を果たした、フジタノブヒサさん(33)。172cm・55kgから4年間で10kgの筋肉増、そして体脂肪率は12%だったところから5%以下まで減らすという驚くべき変化である。しかしそれ以上に特筆すべきは、そのトレーニングと生活の両立方法だ。
※体脂肪率は市販の体組成計での計測によるもの。

【アフター写真あり】フジタさんの体脂肪率5%以下のバキバキの肉体美

「私は現在、2人の父親であります。多くの方が家族がいて、子育てすることで、体力、時間を奪われ、トレーニングを諦める方が多くいます。そういう方々に、同じ環境でも続けられるんだ!という少しでもモチベーションになってくれたらと思い、取材を受けました」

トレーニングと家庭との両立で一番大切なことは、“好きなことを応援してもらえるくらい家庭に真剣に向き合うこと”だと語る。そんな藤田さんの1日を紹介したい。

5時 起床
5時半 トレーニング
6時半、子どもたちの朝食支度&片付けなど、家事全般
7時半〜8時半 保育園登園まで子どもたちと遊ぶ
9時 保育園送り出し
9時半 再度トレーニング
10時半 日々の買い物(スーパー&薬局)
帰宅後 家事全般(洗濯物を畳む、入れる、掃除)
11時半〜22時半まで勤務
23時半 帰宅
24時 就寝

「毎日妻が一生懸命、家事、子育てを行ってくれるので、せめて仕事以外のときは少しでも妻の負担を減らせるように、家事育児をさせてもらってます。妻のみで2人の子育てをすることは想像以上に大変なことですからね。私がトレーニングをするためには奥さん、家族とのチームワークが大切になり、お互い助け合ってやってます」

「妻の方から『ジムに行ってきな』と言われるくらいに、妻と同じぐらい家庭に携わることを目標にしてやっています。休日は家族みんなで一緒にいる時間を大切にしてます」

ダブルスプリット(日に2度のトレーニング)による筋トレと、仕事と家事・育児の両立は大変だが、充実しているという。

「自分のことを“頑張ってる”と思わないようにしています。トレーニングは好きでやってることであって、“辛い”とか“頑張ってる”なんて勘違いしてはダメだと。嫌ならやめればいいし、頑張ってるなんて思っていては続かないと思い、自分を奮い立たせています」

理想像としている人物について、同じくパパトレーニーであり、トップ競技者としても活躍している木澤大祐選手、加藤昌平選手をあげ、尊敬していると語る。

最後に、ここまでモチベーションを保てるメンタルの秘訣を聞いた。

「(先述の)お二人は別格として、自分よりハードな毎日を送り、時間を捻出してボディメイクに向き合い、取り組んでる人はいないという自負心はあります。また、身体が変わっていく楽しさもありますね。変化が目に見えるから楽しいし、継続できていると感じます」

「子どもの運動会で活躍できて、プールで遊んでいてもカッコいい身体の父親で常にいたいですね、周りからパパかっこいい!って言ってもらえるとトレーニングやっててよかったなと思いますね」

今後の目標は、『サマー・スタイル・アワード』でトップ5に入ることだという。家庭とトレーニングの両立は、事実、極めてハードルが高い。しかし、だからこそパパ・ママになってもボディメイクを諦めない姿勢は凛々しく、その背中に憧れる子どもたちも多いのではないだろうか。

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手