11月4日（土）、平塚芸術文化ホールにて「サマー・スタイル・アワード横浜ROOKIE CHALLENGE CUP＆横浜予選」（以下、サマスタ）が開催され、ルーキービューティーフィットネスモデル部門で優勝、ビューティーフィットネスモデル部門ショートクラスで2位に輝いた東莉奈（ひがし・りな／30）さん。接客業のころは肥満体型だった東さんがいかに美しいプロポーションを手に入れたのか、そしてそのための筋トレモチベーションアップ術を教えてもらった。
2018年に前職を辞めた当時は身長157cm、体重55kg、体脂肪率33%だった東さん。
「太り過ぎていてヤバかったので、パーソナルジムに通って頑張って痩せました。そこから新宿歌舞伎町の『ドラゴンジムパーソナルフィットネス』でトレーナーをするようになって知識を付けつつボディメイクをしています」
そんな東さんは今年2月に筋トレのモチベーションを上げるべくサマスタへの出場を決意。
「2月に大会に出ようと思って本格的に身体づくりを始めて、3カ月前から減量。今日は体重44kgで体脂肪率17%まで落としました」
ビューティーフィットネス部門はモノキニビキニを着用してのクラスで、露出している部分が少ないことから人気カテゴリーだ。その中でデビュー戦での優勝を飾った東さんは、ストロングポイントの肩のトレーニングを教えてくれた。
「肩はもともとそこまで強い部位ではありませんでした。高重量で行う種目と、回数で効かせる種目の両方を行い、しっかりとトレーニングのボリュームを出すことで鍛えました」
現在、トレーナーとして活躍する東さんにトレーニングのモチベーションを保つ方法を聞いた。
「私自身はコンテスト出場など明確な目標を立てて頑張っていて、クライアントさんには小さな変化をモチベーションにしてもらうようにしています。例えば今日ラーメンを食べなかったから偉い、今日少し痩せたとか、何でもいいので変化を感じてもらうようにしています」
数多くのクライアントの指導にあたる東さんに「まずはダイエットで何をすればいいのか」を教えてもらった。
「私のクライアントさんは男性が多いのですが、まずは食べ過ぎている人が多いと思います。脂ものを摂りすぎているとか、そもそも量を食べ過ぎているとか。なので少しずつ無駄なものを食べないように指導しています。あとはジムに通うモチベーションがすごく大切なので、また来たいと思っていただけるように小さな変化を褒めるようにしています」
トレーナーとしても活躍する東さんは周りの変化にも喜んでいる。
「私のステージを見たことに刺激を受けてダイエット・トレーニングを頑張ろうと思ってくれる人がいます。それが今はとてもうれしいです。誰かの意識を変えることができたり、影響を及ぼすことができて、コンテストに出て本当に良かったと思っています」
取材：FITNESS LOVE編集部 撮影：舟橋賢
