コンテスト womens

まるで「大木」の太もも!脚トレ大好き女性が語った「きつくて苦しいことをやる理由」

ボディフィットネス選手として、8月6日(日)に開催されたJBBFジャパンオープン選手権大会で見事優勝、その後のJBBFオールジャパンフィットネスチャンピオンシップスではボディフィットネス158㎝以下級で5位入賞と、ボディフィットネス挑戦一年目ながら日本トップクラスの大会で結果を残した土屋貴美恵(つちや・きみえ/36)選手。過去には一日に2回の脚のトレーニングを行っていたほどの脚トレ好きの土屋選手が考える「キツくて苦しい脚トレ」を行う理由とは?

【写真】土屋貴美恵選手の「大木」のような脚の筋肉

「ずっと太っていたため、ダイエット目的で始めました。始めた当初からスクワットが大好きで、重い重量持てるようになっていくのが楽しくて、筋トレにハマっていきました」

その後、土屋選手は「人生一度きり」と決意を固め、大会出場を決意した。

「それまでスポーツ経験もゼロで何かに本気で挑んだこともなかったのですが、筋トレを始めて一度は本気で何かに挑戦してみたくなったかったんです。そのため大好きになった筋トレで大会挑戦することを決め、7カ月後に大会出場しました。『人生一度きり』という気持ちが大きかったです」

大会に出始めた頃はビキニフィットネスに出場していたが、次第に他のカテゴリーに惹かれるように。

「デビューのビキニフィットネス時代は下半身のトレーニングのボリュームも筋量も落として大会に出場しました。トレーニング大好きなためトレーニングを抑えるのがつらく、その後大会は出ずトレーニングしていました。しかしまた大会挑戦したい思いが再びあり、自分らしく思いっきりトレーニングでき、筋量だけではなく女性らしさもあるボディフィットネスに惹かれてボディフィットネスを選びました」

普段は週6回、一回2、3時間のトレーニングに励んでいるという。中でも下半身のトレーニングが大好きなのだという。

「スクワットとブルガリアンスクワットが大好きなんです。過去に週2日、1日に同じ日に脚トレ2回(ダブルスプリット)をやっていた経験もあり、他の部位よりやり込んでいます」

「また、初めは運動音痴でスポーツ経験もゼロだったので、自重のスクワットから始めて2〜3週間後に20kgのバーベルでスクワットを始めました。現在はオフシーズンでメインセットが110kg〜120kg、シーズン中の現在は100kg〜110kgでメインセット組んでいます」

「下半身の苦しいトレーニングをやることが、自分と向き合える貴重な瞬間になる」と土屋選手は語った。

「トレーニングや競技をする上で心に決めていることは、誰かと比べて競う事ではなく、過去の自分に絶対負けないことや常にチャレンジし続けることです。脚トレは確かにキツくて苦しいですが、トレーニングの中で一番精神状態や自分自身の中の弱さとしっかり向きあえる時間だと思っていて、それが好きな理由だと思います。もちろん時には弱い自分に負けそうになりますが、その日一日振り返ったときに、『もっとやれたのではないか』と後悔するのは嫌なので、その日できる限りのことを最大限出し切ったときの達成感も好きです。この経験を通して精神面もポジティブになれたと思っています」

次ページ:土屋貴美恵選手の「大木」のような脚の筋肉

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

次のページへ >


-コンテスト, womens
-,