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「海でビキニが着られるようになった」 元ソフトボール部ピッチャー・ぽっちゃり女子からの大変身

永井萌さん学生時代はソフトボール部に所属してピッチャーとして活躍していた永井萌(ながい・もえ/30)さんはぽっちゃり体型だったが、ビキニフィットネスに挑戦したことでメリハリボディを手にし、昨年はゴールドジムJAPAN CUPで2位になるなどの活躍を見せる。今でもオフシーズン(大会準備期間)はステージ体重より15kgほど増えてしまう永井さんから辛くない減量をするために大切なことを教えてもらった。

【写真】永井萌さんのメリハリ抜群のビキニボディ

中学からソフトボールに励み、ピッチャーとして活躍していた永井さん。スポーツ女子であったが、当時から体型に関する悩みはあったという。

「中学で一度部活を引退し、中学受験をした際は体重80kgほどありました。高校に入り、ソフトボールを再開するとまた少し戻るのですが、ぽっちゃり体型で、海で水着になることに抵抗があり、Tシャツで身体を隠していました」

専門学生時代にスポーツクラブに勤めたことで筋トレの魅力を知り、5年ほどトレーニングしたのちに、ビキニフィットネスという競技と出会った。

「たまたまSNSでビキニフィットネスを知りました。そこで本格的にトレーニングを始めました」

ビキニフィットネスデビュー戦(2021年富山フィットネス選手権)でいきなりの優勝。しかし2022年は減量がうまくいかないシーズンを過ごした。

「体重が落ちなかったので、食事量を減らして、寝る間を惜しんで有酸素運動をしていました。それでも体重は変わらない。とにかく辛いシーズンを過ごしました」

しかしその経験を反省に変えて、昨年2023年は飛躍を遂げる。

「食事量を増やさないと代謝が落ちてしまうことに気が付きました。また、肉メインから魚メインの食事に変えたことで、体質に合っていたのか、食事を制限せずに体重を減らすことができました。合う食材を見つけることの重要性を知りました。さらに休養を取らないと精神的にも良くない、自律神経が乱れると体重が落ちないことを知り、毎日運動していたのを週5日に制限。オフの日は愛犬との散歩やコンディショニングに時間を費やす日にしました。リラックスしながらオフを取ることで減量がスムーズにいくという発見がありました」

その甲斐あって、メンタルも安定し楽しく減量しながらゴールドジムJAPAN CUP2位という結果を残した。

「私のようなへなちょこでも頑張れば結果が残せる。身体が変わっていくことで自信も持てて、生活が楽しくなりました。一昨年初めて海で、身体を隠さずにビキニを着ることができました。顔も、性格も、身体も周りの人たちより劣っていると思って、生きてきましたが、ビキニフィットネスと出会って新しい世界に踏み出せている気がします。食べるのが大好きでオフは15kg増えてしまう私だからこそ、楽しく痩せる方法があるというのを伝えていきたいです」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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