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丸みのある脚と肩がかっこいい 骨から見直して苦手部位を得意部位に変えた!

永吉令奈選手(写真提供:永吉令奈)2月11日(日・祝)に神奈川・カルッツかわさきで「マッスルコンテストJAPAN」が開催され、ウーマンズビキニのクラスDで丸みのある脚とお尻で魅せた永吉令奈(ながよし・れな/31)選手。トレーニングだけではなく、コンディショニングも継続したことで、身体が進化したという。その取り組みを伺った。

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ビキニ競技を始める前はミスコンに出場していた永吉選手。ミスコンに出てみると、スポーツなどを長くやっていたせいか、他の出場者に比べてがっちりしていたことから、「私にはボディコンテストのほうが向いているんじゃないか」と思いトレーニングを開始。

トレーニングでメリハリボディに進化させ、2019年マッスルコンテストビキニノービスで優勝、2021年マッスルコンテスト東京ビキニクラス&オーバーオール優勝を果たした。

現在のトレーニングサイクルは?

「週4~5日、1回45分~90分です。①脚A、②胸+肩前横+上腕三頭筋、③背中+リア、④休み(コンディショニング)、⑤脚B、⑥胸、⑦背中、⑧休み(コンディショニング)で回しています。その日の疲労具合によって休む日を決めたりするのでベースはこのルーティンですが少しずれるときもあります」

トレーニングで大切にしていることを聞くと、「できない」まま終わらせたり、表面的に解決するのではなく、根本的な解決に取り組んでいることが伺えた。

「1.身体機能改善を強化し、身体の連動性を高めることや安定していない関節を安定させる。2.可動域が狭い部位や感覚が悪い部位を活性化させること。3.日常生活での疲労を軽減させることを目的としたストレッチやエクササイズ。4.自分の身体機能に見合った重量でバルクアップのため少しずつ強度をあげていく。このようなことを大切にして、トレーニングを行っています」

苦手部位が得意部位に

また、苦手部位克服のためにも身体を見なおし、感覚やアライメント改善に取り組んでいるという。

「肩や背中、脚が苦手でした。何が正しい姿勢なのかも分からなかったですし、どこに効いているかも分からず感覚エラーを起こしていました。まずは崩れていた背骨のアライメントを見直し、足裏の感覚を掴むための練習をしたり、正しいアライメントに自然と身体を持っていけるよう日々奮闘しています」

そして、苦手だった肩や脚は今では褒められるほどになった。

「肩関節の安定が悪かったときは丸みがつきづらかったのですが、最近は安定してきたのでフォームが改善され、丸みが出てきました。下半身太りしやすいのがもともと一番のコンプレックスでしたが、何年もかけて形が少しずつ良くなってきました。固くなっている部位をほぐすことで筋肉の滑走が良くなったり、使えていない筋肉へアプローチし、動きも良くなってきました。筋肉と体脂肪の割合が変わり、脚のラインが出るような服も選ぶようになりました」

トレーナーをしている永吉選手は、「元気良く接客したりてきぱきと掃除をして動いたり、お客様に充実したサポートをするために、自身の食事もトレーニングも追及しなければならない」と語ってくれた。

「私にとって仕事が何より大事で、仕事のために競技を始めました。仕事柄、両立というより、毎日考えながら自分のベストな生活のルーティンをつくっていくことが仕事の一環です。それを考えることによって、両立が難しい方へ効率の良い時間の使い方がアドバイスできるようになりました」

永吉令奈選手に減量についてもお聞きしました。その内容は後日掲載します。

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 写真提供:永吉令奈

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手