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ヒップサイズ100㎝!? 46歳がお尻のバルクアップで魅せる 今シーズンに期待

丸山美乃里選手「昨シーズンまでは15週で減量を仕上げていたのですが、今シーズンからはスケジュールに余裕をもち、20週かけて身体を仕上げる予定です」。そう話すのは昨シーズン開催された『栃木県フィットネスオープン大会』ビキニフィットネス158cm以下級で見事優勝を飾った丸山美乃里(まるやま・みのり/46)選手だ。

「今シーズンの初戦として出場する大会の目処も立ち、いよいよシーズンが始まるなという気持ちで今はワクワクしています」

【大会写真】丸山美乃里選手の丸いヒップと大腿四頭筋

基本の徹底と辛さからも逃げない心でヒップサイズが+15cm!?

「自分ではずっと脚が弱点だと思いながら昨年まで取り組んできたのですが、様々な方からのフィードバックで脚は特段細すぎるわけではないと助言をいただきまして……。今シーズンはバルクアップというよりも、筋肉の質と内容の向上に注力をしてきました」

”サイズの割に小さく見える=見栄えしない仕上がり”と分析をした丸山選手。発達をしてきた大腿四頭筋に劣らないよう、ハムストリングとお尻にインパクトをつけるトレーニングも行なってきたという。

「私は特別なトレーニングを取り入れているわけではありません。意識することは一つ。"基本に忠実に"ということです。例えばスクワットでは重量へのこだわりは持ちつつ、自分でここまでしゃがむと決めたところまで腰を下ろし、それを徹底的に繰り返します」

取り入れている種目数は決して多くないという丸山選手。基本に則った丁寧な動きを続ける軸の強さは流石としか言えない。

「他にも、もともとは大嫌いだったブルガリアンスクワットも最近は取り入れています。トレーナーさんに教わりながら習得しているのですが、本当に辛いです(笑)。でも、おかげさまでヒップサイズは10kg増量したピーク時には100cmに到達したこともありました。昨年の大会時の仕上がりでは85cmだったので、減量次第ですが確実にサイズアップはできていると思います。嫌なトレーニングは実を結びますね」

細部にまで気を使った徹底した食事管理。糖質は米ではなく芋類から摂取!?

「食事面ではしっかりと食べてその分動くことを意識しています。ただ、有酸素運動はあまりせず、筋トレでカロリーを消費するイメージですね」

昨シーズンから独学で栄養の知見を深め、日ごろの食生活にも気を使っていた丸山選手。専門的な知見を深めるため、オフシーズンで臨床栄養医学指導士の資格を取得したという。

「一定の専門知識も身についたので、今シーズンの減量では栄養素はもちろんのことPFCバランスなども考慮し、健康的な減量を目指します」

減量法や食事の管理も人によって合う合わないがあるそう。現在は様々な方法を模索し続けながらも、自分にマッチする食べ物を摂取している。

「食事にはこだわっていて、糖質の種類を特に意識しています。白米は食べず、玄米とそばの実をベースに、かぼちゃやさつまいも、じゃがいもなどから糖質を摂取しています。芋類はビタミンや食物繊維が豊富なため、オススメです。今シーズンも頑張ります!」

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取材:池田光咲 撮影:藤田将成

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