身体にコンプレックスを抱える人は少なくはない。当サイトでは「筋トレによってボディコンプレックスを解消した人」を募り、その方法を取材した。かつては「アラフォーピーマン尻」だったと振り返る山本千賀子(やまもと・ちかこ/49)さんの美しいお尻の作り方を聞いた。
山本さんはボディコンテストに初めて出場したときに自身の身体にコンプレックスが生まれた。
「大会に初めて出てバックポーズの公式写真を見たときに、他選手とのお尻の圧倒的な差を感じました。当時の私のお尻は例えるならば"骨格ナチュラル(※)全開のアラフォーピーマン尻"でした」
※骨や関節が目立ち、骨格がしっかりとしている体型。
自覚だけではなく、大会でグランプリを獲ったときに、他者から何気ない言葉に傷ついたという。
「グランプリを獲ったときに、『前面だけで勝ったんやで、お尻全然やからな!』と言われて、自覚もあったけれど相当ショックだったことを覚えています」
コンテストでのグランプリに相応しい身体を作ると思ったことと、40代でも変われるという希望の星になってやるとの思いから、お尻の改善に注力した。
「身体のアライメントやトレーニング方法を勉強しました。身体の機能を整えて正しいフォームでトレーニングすることがお尻の改善には一番効果的です。闇雲にやらずに指導を受けながらトレーニングすることをおすすめします」
トレーニングをライフスタイルにし、パーソナルトレーナー、ウォーキング&ポージングコーチなどで多くの女性から支持されている山本さんは「今年50歳、いつまでも女性の希望の星であり続け、自他共に人生を輝かせるためトレーニングに励みたいです」と力強く答えた。
取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:山本千賀子