10月6日(日)、大阪・国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)にて『第70回日本男子ボディビル選手権』が開催され、今年をもって引退宣言をしていた『ジュラシック』の愛称で知られる木澤大祐選手が有終の美を飾る初優勝に輝いた。
【写真】木澤大祐選手の「まさにジュラシック!」な迫力ある筋肉
木澤選手は20年連続でこの日本選手権のファイナリスト入りをしているベテラン。コロナ明けの2021年には2位に輝き、そこからは毎年優勝争いを繰り広げるなど、キャリア終盤でも順位を上げてきたことが印象的だ。身体のコンディションも年々良くなり、引退宣言をしていた今年、初の優勝という最高の終わり方で競技人生の幕を閉じることとなった。
さらには3位に現役大学生の刈川啓志郎選手が、4位に扇谷開登選手が食い込むなど、20代の躍進が目立った今大会。若手選手の台頭と、ベテラン選手の意地のぶつかり合いも見ごたえのある大会であった。
結果は以下の通り
優勝 木澤 大祐
2位 嶋田 慶太
3位 刈川 啓志郎
4位 扇谷 開登
5位 寺山 諒
6位 加藤 直之
7位 喜納 穂高
8位 杉中 一輝
9位 木村 征一郎
10位 吉岡 賢輝
11位 須山 翔太郎
12位 江川 裕二
ベストアーティスティック賞
嶋田 慶太
モストマスキュラー賞
木澤 大祐
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
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文・撮影:FITNESS LOVE編集部