マッスルゲート選手 コンテスト

16歳・女子高生ビキニ選手とその母 2人で筋トレする母娘は少しギクシャクしても「次のトレーニングに支障が出るから早く切り替える」【高校生フィットネスシリーズ】

静岡県の高校1年生(16歳)でビキニ競技に挑む片山あうら(かたやま・あうら)さん。あうらさんを支えるのは、同じくボディメイクに取り組みボディコンテストに出場する母・くるみさんだ。親子で車に乗り、夜にジムへ向かう。生活の中に“トレーニングがある”というより、トレーニングが生活を形づくっている。

【写真】16歳・片山あうらさんが挑んだ「23歳以下の日本一を決める戦い」でのビキニ姿

片山あうらさん

あうらさんのトレーニングは「脚・肩・背中」の3分割。どの部位も3種目に絞ってセット数を重ねるスタイルで、ドロップセットも活用する。脚はレッグエクステンション、ハックスクワット、ブルガリアンスクワット(スミス)。肩はショルダープレス、ダンベルサイドレイズ(ドロップ)、アップライトロー(ケーブル)。背中はラットプル、ロウ系、シーテッドローが基本だ。

ジムは週3〜4回、時間は1〜1.5時間。「種目を増やすと体力が削れて集中できない。少ない種目で追い込む方がいい」と、16歳らしからぬ合理性を見せる。

思春期の娘と母 筋トレが仲直りのきっかけ!?

その隣には、いつも母がいる。ジムまで車で15分ほど。あうらさんは「遠いから強制的に一緒に行くことになる」と笑うが、その“強制力”が親子の会話をつくった。同じコーチ、同じようなメニューで回すため、脚の日は自然と“合トレ”になる。フォームを言い合い、ポージングも確認し合う。たとえその日、親子で少しギクシャクしても「次のトレーニングに支障が出るから早く切り替える」。トレーニングが“仲直りのきっかけ”になるという。

母・くるみさんの毎日はさらにハードだ。倉庫でフォークリフト業務をこなし、帰宅後は自宅で眉毛サロン(3年目)を運営し、その後ジムへ。「私がママの立場なら、多分続いてない。疲れたを言い訳にしちゃう」。女子高生の娘が“体力と精神力”を尊敬する理由がそこにある。

高校ではダイエットの相談相手になる

高校生活との両立も、段取りで乗り切る。放課後は友人と外食することもあるが、大会が近づけば「私は食べられない」と先に伝える。月1回のチートに合わせて予定を入れるなど、我慢よりも“設計”で守る考え方だ。周囲からダイエット相談も多く、「水をたくさん飲んでむくみ対策」「たくさん歩く」など、難しい知識より“すぐできること”を伝えている。

もちろん成長期の減量には細心の注意を払い、「生理や体調を見ながら脂質を増やすなどの調整をしています」と母・くるみさん。「周りの女子高生は食事を抜くダイエットをしがちですが、それでは健康的に痩せないよと伝えていきたいです」とあうらさん。

「親子というより、同じ目標を持った仲間」。16歳女子高生の競技人生は、家庭の中にできた“チーム”で前へ進んでいる。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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文:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史

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