マッスルゲート選手 コンテスト

64歳でもキレキレ!還暦から筋トレ開始の税理士がコンテスト入賞「倒れこむくらい追い込まれても楽しい」

7月5日、門真市民文化会館ルミエールホールにて『マッスルゲート大阪大会』が開催された。福岡しのぶ(ふくおか・しのぶ/64)さんはウーマンズフィジーク初挑戦で2位入賞した。

【写真】64歳!?デビュー戦とは思えない福岡しのぶさんのボディとキレのあるポージング

福岡しのぶさん

コロナ禍で運動開始

福岡さんは60歳から筋トレを始めた。コロナ禍で外出が難しくなり、自宅で任天堂のリングフィットアドベンチャー※をやっていたが、2カ月ほど続けると楽しくなってジムに行くことにした。初めは、週1回のパーソナルトレーニングから始めたそうだ。

※リング状のコントローラーを使って身体を動かしながら行うゲーム。

「パーソナルでは、筋トレのやり方を教えてもらいました。ハードなトレーニングではなく、体力を付けるためにやっていましたが、結果的に5kgくらい痩せて身体が引き締まっていきました。ベストボディ・ジャパンの大会が年齢別で、60歳以上のクラスがあると知り、挑戦しました」

1年前からは今も月1回通うトレーナーのパーソナルトレーニングを受けるようになった。そのトレーナーから「ウーマンズフィジークに向いている身体をしている」と、勧められた。

「今のトレーナーに変わって、ウーマンズフィジークで大会をめざすことになり、『トレーニングってここまでやるんだ』と初めて知りました。ラットプルダウンでは、自分一人だとこれで精一杯、っていうところから、さらに補助を入れながら10回やるんです。へとへとになって倒れこむくらい追い込まれますが、それでも嫌にならなくて、楽しいです」

福岡さんは今もフルタイムで働く税理士。繁忙期は週1、2回しかジムに行くことができないが、基本的には週3~4回1時間、上半身を中心にトレーニングしている。時間がないときは肩と背中だけ。時間があれば腕や脚にも取り組んでいるそうだ。

「ポージングはJBBFの宮田みゆき選手に教えていただいています。今回出場して、すごく恥ずかしい感じになるかと思っていたけれど楽しくて、挑戦してよかったと思いました。これからも頑張りたいと思っています」

食事は筋トレを始める前までは何でも食べていたが、大会をめざすようになってからはタンパク質多めで、ジャンクなものは食べないように気を付けている。年齢的にも極端な減量増量はせず、クリーンなものを適量食べて、身体づくりをしているそうだ。

「運動経験もなく、20代のころからジム会員になったことはあったけれど続かず、何回もやめていました。60代になって筋トレにハマり、仕事のことでいろいろあっても筋トレすると気持ちが変わって、『それはそれでこれはこれ』と、ふっきれて前向きにやっていけるようになりました」

福岡さんの歩みからは、年齢やこれまでの運動経験にとらわれず、新しいことに挑戦する楽しさと、継続することの大切さが伝わってくる。筋トレは身体を鍛えるだけでなく、前向きな気持ちを育むものなのだ。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材:あまのともこ 撮影:岡暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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