サマスタ選手 コンテスト

2児の母が「老化を上回る」成長でコンテスト入賞 「健康あってのボディメイク」とコツコツ積み上げ

「決勝大会が終わってしまった喪失感と、次に向かわなければという焦りで、感情がとても忙しいです」

そう語るのは、2025年の『サマースタイルアワード(以下サマスタ)』を最後まで戦い抜いた鈴木育世(すずき・いくよ/47)さんだ。関西、東京、そして決勝大会。ビューティーフィットネスモデル部門とビキニモデル部門の両カテゴリーに挑みながら、年間を通して多くのステージに立ってきた。

【写真】鈴木育世さんの美しく引き締まったモノキニ姿(全6枚)

鈴木育世さん

昨年11月29日(土)に行われた決勝大会では、ビューティーフィットネスモデル部門マスターズクラスで5位入賞。鈴木さんは、「プロ戦で勝ち残るために何が足りなかったのかを、はっきりと突きつけられた一年だった」と振り返る。

サマスタのビューティーフィットネスモデル部門は、女性らしいラインや健康美、全身のバランスを競い合うカテゴリーだ。その中でもプロ戦は、審査の目線がよりシビアになる。

「正直、悔しさはあります。でもプロ戦で決勝に残るには、一瞬で目を惹くアウトラインがないと難しい、ということを痛感しました」

老化よりも、成長が上回るように

40代以降の選手にとって、年齢は避けて通れないテーマだ。しかし鈴木さんは、そこを悲観的には捉えていない。

「老化現象よりも成長や進化が上回るように、毎日少しでもコツコツ積み上げていくことが大切だと思っています。子供が2人おり子育てで忙しいときもありますが、毎日のストレッチを欠かさずしたり、食事も筋肉が欲しがるタンパク質を取って筋肉に良くないものは控えるようにしています」

急激な変化ではなく、日々の小さな積み重ねが数年後の身体や自信を作る。サマスタのステージはその積み重ねが可視化される場所でもある。

「健康あってのボディメイク。その上で圧倒的なアウトラインを作り上げて、ビューティーではプロ戦で決勝に残れる選手になりたいです。ビキニにも、またチャレンジしていきたいですね」

食事についても、ただ絞るのではなく、筋肉や皮膚にハリを持たせた状態でステージに立つことを意識していくという。これは『減らす』から『整える』フェーズへと、意識が変わってきている証拠でもある。結果に悔しさは残ったが、2025年のサマスタを戦い抜いた経験は、確実に鈴木さんの中に蓄積されている。一瞬で目を惹くアウトライン、自信を持って楽しむステージ。その答えを探す挑戦は、すでに始まっている。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材・文:柳瀬康宏 写真提供:鈴木育世

執筆者:柳瀬康宏
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。

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