山本彩由実(やまもと・あゆみ/22)さんは、5月31日(日)に開催された『サマースタイルアワード 関西新人類&ROOKIE CHALLENGE CUP 西日本予選』の新人類ビューティーフィットネスモデル部門(※)で優勝、さらにMVPも獲得した。
※引き締まった身体のラインやステージ上での華やかさ、女性らしい雰囲気などを競うカテゴリー
ピラティスインストラクター、パーソナルトレーナーとして活動する山本さんにとって、今回が初めてのコンテスト出場だった。始まりはダイエット。7kgの減量に成功したことで、身体づくりの面白さに引き込まれていったという。
【写真】22歳ピラティスインストラクター山本彩由実さんの引き締まった背中と肩で魅せるステージ姿(17枚)

「自分らしいステージができて、史上最高に楽しかったです。周りの方々の温かい応援に囲まれて、改めて素晴らしい環境にいること、幸せ者だということを痛感しました」
山本さんがトレーニングを始めた目的は、最初から大会出場ではなかった。きっかけはダイエット。7kgの減量に成功したことで、ただ体重を落とすのではなく、身体のラインを変えていくボディメイクに興味を持つようになった。
「食べるのも好きなので、運動もしなきゃという気持ちで続けていました」
大会出場を決めた理由も、単に順位を狙うためではない。山本さんには、筋トレを始めたころから「あのステージに立ってみたい」という思いがあった。さらに、食べることが大好きで、食事のコントロールに苦しむこともある自分だからこそ、同じように悩む人へ伝えられることがあると考えた。
「減量期間中、ありえないほど食べてしまうこともありました。それでもトレーニングとポージング練習だけはほぼ毎日、朝早く起きて行って、食事も切り替えてを繰り返していました」
背中と肩はフォーム重視 重量よりも「効いている感覚」を大切に
山本さんの得意部位は背中と肩。トレーニングでは、重量をむやみに上げるよりも、狙った部位にしっかり効いているかを重視していた。
「重量を上げすぎると、違ったところに入りやすいので、フォーム重視で確実に効いている状態で動かすことを意識していました」
食事では「しっかり食べること」を意識した。タンパク質を十分に取り、野菜から食べるベジファーストも取り入れた。弁当には、自分の気分が上がる副菜や食材を入れる。減量中でも、食事をただ我慢の時間にしない工夫である。
実際の食事は、朝にオートミール、ひじき、サラダ、ゆで卵、味噌汁。昼はご飯、サラダ、鶏胸肉、味噌汁。夜はご飯、サラダ、鮭、鶏ハム、味噌汁など。鶏胸肉や卵は、低脂質でタンパク質を取りやすく、調理法も多いため、減量中に欠かせない食材だった。
山本さんの挑戦を支えたのは、周囲の温かさでもあった。家族やパートナー、身近な人たちは、トレーニングを理解するだけでなく、応援してくれたという。減量中の旅行や外食でも、山本さんに合わせてくれた。山本さんが昼も夜も弁当を食べるときには、周囲がスーパーで惣菜を買って一緒に食べてくれたこともあった。
「やってみたいことはやるべきです。その先に、チャレンジした人にしか見えない景色があります」
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
次ページ:22歳ピラティスインストラクター山本彩由実さんの引き締まった背中と肩で魅せるステージ姿
取材・文:柳瀬康宏 撮影:岡暁
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。
-サマスタ選手, コンテスト
-サマースタイルアワード, SSA










