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藤井貫太朗流【デッドリフトの伸ばし方】━トップ選手たちのBIG3 Tips❼

あえて“粘らない”終始安定したフォームが記録向上のカギ

デッドリフトの重量を伸ばすコツの一つはフォームの安定と話す。最後まで粘って崩れながらも挙げる人もいるが、疲労がたまりやすいため良いフォームで粘らずに挙げることが大切だと言う

これまででデッドリフトの記録が一番伸びたのは、2024年から2025年にかけてです。5RM(5回挙げられる重量)が、210㎏から235㎏まで伸びました。

この短期間での記録向上には、2023年から2024年にかけてプログラムを組んだことが大きく関わっています。計算ツールに1RMの重量を入力すると、自動でDAY1からDAY16までのメニューを組んでくれるんです。

またそのメニューの内容自体も非常に効果のあるものでした。基本的には5レップを5セット行う内容なのですが、後半のセットになるにつれて使用重量が上がっていくアセンディングセットになっています。そのため、最後まできちんとやり切るには、体力の消耗の少ない、より正確なフォームが求められることになります。

藤井選手が実際に2023年から2024年にかけて取り組んでいた5レップ×5セットの計算ツール(パーソナルジム『PriGym』のHP内から引用)

このプログラムは、1日のメニューは出力しますが、週に何回やるかまでは指示しません。そのため、自分のペースに合わせて進めていくことが可能です。自分の場合は、週に1回が基本で、場合によっては10日に1回ということもありました。

デッドリフトで記録を伸ばすために意識しているのは、フォームの安定感です。デッドリフトという種目は、ある程度ならば、フォームが乱れていても挙がってしまう特徴があります。しかし、乱れたフォームでは疲労が蓄積して、全てのレップを完璧にこなせなくなることもあります。そう考えると、粘ることなく、きれいに挙げられる重量で5回を狙うのが、良いトレーニング法なのではないかと思っています。

もう一つのアドバイスはトレーニング頻度です。デッドリフトは疲労がたまりやすい種目ですが、記録を伸ばすならばある程度の頻度はやはり必要でしょう。1週間に1回行うというのは、一つの目安として分かりやすいと思います。僕自身は、ボリュームは流石に落としますが、減量中でも基本的には週に1回はデッドリフトを行うようにしています。

ふじい・かんたろう
1995年9月19日生まれ。大阪府出身。身長168㎝。どよめきが起こるほどのバックポーズを武器に昨年大躍進。2025年ジャパンオープン優勝、2025年日本クラス別ボディビル選手権75㎏以下級優勝

取材・文:舟橋位於 大会写真:中原義史 トレーニング写真:岡 暁 Web構成:中村聡美

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