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有酸素だけダイエットでリバウンド地獄!パーソナルトレーニングを受け半年で13kg落とし、大会出場へ【筋トレビフォーアフター】

「食べることが大好きで、特にお菓子はやめられず。お酒も飲むとつい食べすぎてしまい、『明日こそ控えればいいや!』と思っては、結局は翌日も同じことの繰り返しでブクブク太っていきました。だんだん服がキツくなり、これじゃ肥満で病気になってしまう……と本格的にダイエットを決意しました」

周囲からも「ガタイがいい」などと言われるようになり、Eri(えり)さんはジム通いを決意。

【写真】-13kgのシェイプされたボディでステージに立つEriさん

しかし……。

「近隣のフィットネスジムに入会してはみたものの、マシンの使い方がよく分からなくて結局ランニングマシンだけ、エアロバイクだけやって終わりでした。“1、2kg痩せては行かなくなり2、3カ月で退会。そのあとすぐリバウンドする”を何度も繰り返しました」

ついにウエストがゴムの衣服しか着なくなり、ふと鏡を見たときにお腹周りの脂肪とだらしない身体に心底情けなくなったのだという。

「これがもう最後だ!パーソナルを受けてトレーニングの方法も学ぼう!と職場近くのパーソナルジムに入会しました。もうリバウンドもしたくない、年齢に負けないかっこいい身体を作ると決意しました」

「本格的に指導を受けて3食のバランスを整えたところ、みるみる身体が変わっていきました。ダブルワークをしているので、なかなか時間がありませんでしたが、仕事と仕事の合間に隙間時間を見つけて週に4日、2時間ずつ通い続けました」

目覚ましい成長をみせるEriさんに、トレーナーから「レギンスを履いて初心者でも出られる大会があるから出てみたら?」と声がかかる。目標があればトレーニングも続けられるかとエントリーしたところ、さらに変化は加速。入会してわずか半年後の大会で−13kg、2位となった。

「一度壇上の高揚を経験したら、『今度は優勝したい!』と思うようになり、さらに筋トレにハマって大会に出ることが楽しくなりました。昨年は3回、今年もすでに4回出場しており、カテゴリーもウーマンズレギンスからレギンスフィットネスと筋肉量の多い部門に変わって優勝を経験することもできました」

大会出場を通して気が付いた、特に身体を大きく変化させた食事の具体例を聞いた。

「あまり家にいる時間もないため、簡単なものが多いです。加熱したキャベツ、鶏胸肉、ゆで卵、アボカド、納豆を塩昆布のみで味付けしMCTオイルを少しかけたものを混ぜて、ご飯(減量中は茹でたじゃがいも)と食べてます。大会で仲良くなった友人に教えてもらってから、ほぼ毎日1食はこれを食べてます」

Eriさんは今年、出場カテゴリーをビキニモデル部門へと挑む。

「最初は露出の多い格好なんてとてもできないと思っていましたが、挑戦してみたいと思えるようになりました。トレーニングを始める以前は、毎日が仕事ばかりの生活でただ疲れ切った日々を送っていましたが、大会を通じてたくさんの仲間に出会い、辛いとき、悩んだときに相談にのってくれる仲間もできて毎日が本当に楽しいと感じられるようになりました」

「以前の自分には戻りたくないので、トレーニングを続けて毎日を楽しく前向きに生きていきたいと思っています。これからも大会に出続けて、上位入賞を目指したいです」

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取材:にしかわ花 写真提供:Eri

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佐藤奈々子選手
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