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体重−20kg!軽度肥満から肥満に差し掛かる臨界に奮起しコンテスト出場へ【筋トレビフォーアフター】

「ビフォーの写真は一番太っていた時期です。このころは大学受験でストレスが溜まり、好きな物を好きなときに食べ、半年で11kg増えてしまいました。友人に誘われ、コンテストに出場することにしたのがボディメイクのきっかけです」

【写真】軽度肥満からスタイリッシュマッチョに!山本翔太さんの全身変化一覧

山本翔太(やまもと・しょうた/21)さんの当時の体型は168cmで88kg、体脂肪率は25%。軽度肥満から肥満に差し掛かる臨界に達しようとしていた。
※体脂肪率は市販の体組成計によるもの

「柔道をしていたので、それまでも補強として週に2〜3回は筋トレをしていましたが、ボディメイク用のトレーニングということでメニューを勉強し直しました」

最も学びの参考にしたのは、鈴木雅氏(※1)だという。
(※1)日本最高峰のボディビル大会で9連覇のほか、世界大会でも優勝経験を持つボディビルダー。現在、読売巨人軍にてフィジカルトレーニングコーチを行なっている。

「鈴木雅選手のセミナーを受けたり、オンラインの動画を購入したりして学んでいます。鈴木さんのほか、様々な選手のセミナーを受け、オンライン動画を購入しています。加えて解剖学の本やYouTubeを見て学ぶことも多いです」

「現在取り入れているメニューは、週5日に部位を分けて、パワーを出しやすいコンパウンド(多数の筋肉と関節を動作させる)種目メインで1〜2時間かけています。得意な種目はデッドリフトで、今のMAXは200kgです。大会出場に関しては、トレーニングよりも減量がキツかったです」

大学の期末テストと減量末期が重なり、頭が回らなくなることがあったという。

「対策として、早めからテスト勉強を始めるようにしました。また、普段のトレーニングとやり方を変え、勉強時間を確保できるようにしました。好きなトレーニングを頑張るためにも、その他の生活が崩れないようにしています」

適度にストレスを抜き、自分を追い詰め過ぎないように対策をとった。

「減量はストレスが溜まり過ぎると上手くいかなくないと思います。私は甘いものが好きなので、カボチャやオートミールを使ったスイーツを減量食に取り入れていました。また、摂取カロリーとPFCが同じであれば多少好きなものを食べても支障はないと考えているので、週に1回好きなものを食べるようにしていました」

努力は着実に身を結び、体型は劇的な変化を遂げた。体重−20kg、体脂肪率は−19%。こうして初大会に出場。今後はさらにレベルアップし、クラシックフィジークやボディビルに挑戦していきたいと語った。

「鈴木雅選手、五味原領選手、泉風雅選手といった憧れの選手の身体に少しでも近づけるよう、これからも頑張っていきます!」

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取材:にしかわ花 写真提供:Shota(Instagram◼︎yamasho_fit)

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

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佐藤奈々子選手
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