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『ドラえもん』『一斗缶』と呼ばれた看護師 劇的変化でコンテスト上位入賞へ【筋トレビフォーアフター】

多忙な毎日は、体型を気遣う気力を奪っていく。今回、ご紹介する、西村舞加(にしむら・まいか/34)さんもその一人だ。看護師として昼・夜勤入り交じる生活と、ボディメイクを両立させる転機となったのは、ボディコンテスト出場を志したことだった。

【写真】『一斗缶』から『ビキニ選手』へ。西村舞加さんのアフター全集

「173cmで70㎏だったころのあだ名は、『ドラえもん』『一斗缶』でした……。痩せたいという気持ちはずっとあり、ジムに入会しました。それでもなかなか痩せられない私に、会長から『期間を決めてダイエットしてみたら』と言われ、そこで大会を目指して減量を始めました」

西村さんの毎日は激動だ。日勤の日は、朝5:00に起床して6:00にはジムに行き、7:00に出勤。

「夜勤の際も、朝は日勤のときと同じく朝からトレーニングをしました。そして帰宅してから夕方まで仮眠をとり、その後またトレーニングに行きました」

「食事制限も同時に始めました。ローファットの食事を徹底する代わりに、良質な脂質であるアーモンドや栄養素の豊富な赤身のマグロを意識してとりました」

この日々を週に5日は送る。大会出場という明確に期限がある目標ができたこと、出るからには成果を出したいという気持ちだった。心折れそうなときもあった。しかし、日々、体重計に乗ることで確実に変化していく自身を確認して、気持ちを奮い立たせたという。

さらに減量の末期は、職場から最寄り駅まで1時間程度有酸素のため歩いた。ハードな運動と厳格な食事制限。お腹が空いてたまらないときは、ひたすらおしゃぶり昆布やあたりめを食べた。

そして今年、第7回山梨県ビキニフィットネスオープン大会ビギナーオーバーオール(大会初出場でトレーニング歴3年未満の出場者が、年齢・身長無差別で競うカテゴリー)で、いきなり3位という上位入賞を果たした。大会出場を通してのボディメイクに成功した感想を聞いた。

「まず、身体が軽くなりましたし、体力がついて疲れづらくなりました。また、ハードなスケジュールをこなしたことで限られた時間でもうまく時間を使えるようになりました。今後は、東京選手権で入賞するのが目標です!」

長年、ダイエットやトレーニングで結果が出ず悩んでいる方が、大会出場を機に急成長することは非常に多い。漫然としたボディメイクに飽きを感じている方は、ぜひ一歩踏み出してエントリーをしてみてはいかがだろうか。

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取材:にしかわ花 写真提供:西村舞加

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

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佐藤奈々子選手
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