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山本俊樹、クリーン&ジャーク日本記録215kgに成功し、大会優勝を果たす

2020年に練習拠点を代々木BLACK SHIPSに移した山本選手

ウエイトリフティングの日本選手権第2日目が12月12日(土)、新潟県・ニューグリーンピア津南体育館で行われ、男子102kg級で東京オリンピック代表候補の山本俊樹選手(ALSOK)がおよそ1年ぶりの実戦でクリーン&ジャーク日本記録を5kgも上回る215kgに成功し、大会優勝を果たした。

アイアンマン11月号のインタビューで山本選手は「筋肉を大きくするには時間がかかります。日本人が世界で勝つには、ある程度の時間が必要だということを認識したうえで、どのように強化していくのかが重要だと思います」と世界で闘うための考え方を語ってくれた。この言葉からもうかがえるように山本選手は身体づくりというものに重きをおいている選手だ。同大会で73kg級で優勝した宮本昌典選手も山本選手から教わったトレーニング法を取り入れ、記録が伸びたと話している。

2020年の山本選手は練習の拠点を変えており、大きな環境の変化のなかで迎えた日本選手権だった。練習環境の変化をポジティブな思考に転換し、記録を積み上げて伸ばしてきた山本選手。今後の活躍に期待が高まる。


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