⑤NASAも認める主要食
『キヌア』
ヒユ科の一年生作物。原産地はアンデス山脈一帯で、古代インカ帝国では「穀物の母」と呼ばれました。1990年にNASAがキヌアを「21世紀の主要食」と発表し、その栄養効果を完全食に近いと評価したことから、世界中で注目を集め、近年ではスーパーフードとして人気を博しました。フィトケミカルのサポニンやフィトエストロゲン(植物性エストロゲン)を含むことから、女性の健康への寄与が期待されています。
⑥古代穀物の代表格
『スペルト小麦(ファッロ)』
スペルト小麦は、現在広く食べられている小麦の原種にあたる古代穀物です。人工的な品種改良がほとんど施されておらず、アレルギーリスクが低いと考えられています。ただし、グルテンは含むためグルテン不耐性の人は、注意が必要です。
⑦栄養価が高くグルテンフリー
『テフ』
イネ科スズメガヤ属の植物。主にエチオピアで栽培されています。栄養価が高くグルテンフリーであるため、近年欧米で人気を集めています。直径が約0.7㎜、世界で一番小さな穀物と言われています。そのままおかゆのように炊いたり、粉末状にして小麦粉代わりに使います。エチオピアでは、平たいクレープのようなパン「インジェラ」として食べられています。
執筆者:森弘子(もり・ひろこ)
ソライナ株式会社にてプロテインや健康食品の企画・開発を行う。ボディフィットネスでは東京大会4連覇、2016年には8年ぶりに大会復帰し関東オープン・フィットネスビキニ163㎝超級で優勝を飾る。
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