ぽっこりお腹にさよなら!お腹周りに脂肪が付きやすい原因[お腹シェイプ術part2]

女性がトレーニングを始めるきっかけで多いのがお腹に脂肪がついてしまうこと。でも、そもそもなぜ脂肪がついてしまうの?盲点かもしれない意外な原因を含め、フィットネストレーナーのShiecaさんに解説していただきました !
取材・文_藤村幸代

▶まずは、ぽっこりお腹にさよなら!当たり前だけど一番効果的な方法[お腹シェイプ術part1]よりご覧ください。(関連記事)

男性よりお腹に肉が付きやすい
本当の理由はこれだった?

運動も食事も頑張っているのに、お腹の脂肪が全然減らないという場合、原因として見落としがちなのが、ストレスです。身体づくりがうまく行かないのは、その身体づくり自体がストレスになっていたり、日常の人間関係などで悩んでいたりなど、「ストレスマネジメント」がうまくいっていないことも十分考えられます。

私たちの身体はどうしても弛緩より緊張のほうに傾いてしまい、自律神経の乱れが起こりがちです。ストレスによる心と身体の過緊張が、思いのほか身体の動きや血流に制限をかけ、代謝が低下したり、胃腸の働きが弱まることから便秘になったりします。また、ストレスは筋肉量の低下につながることも。ストレス過多を感じたら、友だちとおしゃべりする、好きなことに没頭する、成果にとらわれ過ぎず楽しんでトレーニングするなど、自分なりの「ストレスコーピング」、つまりストレスをうまく対処する方法を作っておくのも手だと思います。

最後に、女性ならでは身体の特性も知っておくと、ボディメイクの一助となるかもしれません。例えば、月経周期において分泌される「リラキシン」という女性特有のホルモンは、靱帯を緩める特徴があります。この状態は月経前に行います。靱帯が緩むと骨盤周りが不安定になり、体幹部に力が入りにくくなります。緩むタイミングがある分、骨盤を支える骨盤底筋群などのインナーマッスルや股関節をより鍛えておく必要があります。また、筋膜には女性ホルモンであるエストロゲンの受容体があり、これを受容すると、とくに骨盤底筋群とお腹周りの筋膜が柔らかさを増します。出産や月経に備えてのことだと思われますが、柔軟性が増す分だけ戻すのも大変です。男性に比べてお腹周りの脂肪が落ちにくいとか下腹部に肉がつきやすいというのは、こうした女性の特性と関係しているからかもしれません。月経周期による心身の変化を把握しておくと、より計画的に、効率的にシェイプアップに取り組めるかもしれませんね。

教えてくれたのは・・・Shieca (小倉 シエカ)さん
1979年生まれ。フィットネストレーナー
運動経験ゼロであったが、体形の崩れをきっかけに27歳で筋力トレーニングを開始。JBBFボディフィットネスに出場し、東京・関東(初代)・東日本(初代)大会チャンピオンとなる。2010年に全日本大会準優勝、11年東アジア選手権代表に選出。現在は、ピラティスとウェイトトレーニングを中心とした指導で大人の女性を中心としたコンディショニング&ボディメイクトレーナーとして活動中。
Instagram:@shie.ca

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