フィットネスモデルのパイオニアが説くインナーマッスルの重要性とは?

2月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり神奈川・カルッツかわさきで開催されたボディビルダーの祭典『マッスルゲート』では、メインとなるボディコンテストのほか、空手やパワーリフティング、フィットネスなどさまざまなジャンルを代表する豪華講師陣による特別セミナーも行われ、大いに好評を博した。

そのひとつが、2月14日に行われたSieca(シエカ)さんのセミナー。ボディフィットネス競技のチャンピオンとして、またフィットネスモデルの草分け的存在として、つねに女性の体づくりや性別に関わらず多くの人へ健康的なライフスタイルを提案してきたSiecaさん。現在は自身の経験と解剖学の領域までカバーする深い知識を活かし、フィットネスライフコーディネーターとして活躍している。

今回は『リアルインナーマッスル講座 横隔膜と骨盤底筋群の鍛え方』と題し、日ごろ触れることのないインナーマッスルのなかでも特に骨盤底筋群、そして骨盤底筋群とともに体幹部の安定をつかさどる「インナーユニット」のひとつ、横隔膜に焦点を当て、理論と実践に分けてセミナーが行われた。

ここ数年、ボディメイクの観点からも、生活の質の観点からも注目が高まる骨盤底筋群などのインナーユニット。どれかひとつでも正常に働かなくなると、体幹部が不安定になることから姿勢の悪化、怪我のリスク上昇を招き、トレーニングの質の低下につながっていく。そこで、参加者が思い思いの姿勢でヨガマットに座り受講した前半の“理論編”では、イラストなども参考に骨盤底筋群や横隔膜の正しい位置、つき方を確認。見えない、触れられない部位をしっかりイメージできたことろで、後半の“実践編”に入っていった。

実践編ではSiecaさんのお手本に続き、骨盤底筋群と横隔膜にアプローチするコンディショニングトレーニングを体験。動きの要となる背骨の状態をセルフチェックした後、頚椎や胸椎の過緊張をゆるめるエクササイズや、四つん這いで行う骨盤底筋群ストレッチ、うつ伏せで行う骨盤まわりの仙腸関節や梨状筋ストレッチなどを実践した。

コンディショニングトレーニングはどれもシンプルなメソッドながら、動きの機能づくりに役立つものばかり。「運動初心者から屈強な男性トレーニーまで、すべての方にお勧め」というセミナーの趣旨どおり、日常動作をスムーズに行いたい、ボディメイクやトレーニングの質を高めたい、スポーツスキルを向上させたいなど、それぞれの目的達成のためのヒントが詰まった、充実したセミナーとなった。

取材・文_藤村幸代
撮影_中原義史

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