単身赴任で１年ぶりに会った夫に「背中にも肉がついたね」と言われ、ダイエットを決意した黒沢佳代(@gamacodiet)さん（44）。それまで自己流ダイエットに何度も失敗してきた黒沢さんはパーソナルトレーニングに申込んだ。これがきっかけで、現在20歳の娘がいるとは思えないほど身体が若返った。
【アフター写真あり】44歳に見えない！正面から見た現在の黒沢さん
「お酒が大好きで、コロナ禍ではお酒を飲むことと食べることが楽しみでした。また、受験生だった娘に栄養をつけようと、揚げ物やグラタン、ハンバーグ、カツ丼、サーモンとアボカドとチーズのサラダといった高カロリーで高脂質な食事をせっせと作り、毎日ビールやワインで晩酌しながら食べていました。職場でもお菓子を持ち寄り、昼食は揚げ物メインのお弁当や出前の麺類。ラーメンは汁まで飲み干していました。『またお酒を飲んでダラダラと時間を無駄に過ごしてしまった……』と、二日酔いの不快さとともに自己嫌悪を感じる毎日でした」
そんな生活を続けるうちにビール腹はどんどん大きく、お尻は四角く垂れ下がっていた。急増した体重に危機感を抱いていたところ、単身赴任で１年ぶりに会った夫からの『背中にも肉がついたね』というきつい一言で、2021年９月、ダイエットを決意した。
「自己流のダイエットは何度も失敗していたので、パーソナルトレーニングの体験に申し込み、週２回受けることにしました。自宅でもスクワットや腹筋など簡単なトレーニングを毎日行いました。また、トレーナーの指導のもと高タンパク質、低脂質な食事を心がけ、ダイエット開始から２カ月で目標を達成しました。しかし、痩せただけでウエストもお尻もなかったので、大会に出ている人のような筋肉のついたメリハリのある身体になりたいと思い、その後半年ほど増量してから大会に向けて減量をしました」
過去に何度かフィットネスジムに入会したことがあっても、なかなか継続できずにいた黒沢さんだったが、昨年から『大会出場』という明確な目標を立てたことでトレーニングも定着化してきた。
「週１回のパーソナルトレーニングと、週３、４回のジムでのトレーニングで、有酸素運動をせずに絞れました。食事は１日４、５食に分けて高タンパク質で低脂質、糖質はしっかり摂りながら食物繊維も意識しました」
ダイエット開始時から１年半で体重－６kg、体脂肪率－14％に成功した黒沢さん。現在もまだまだ理想の身体を目指してトレーニングとクリーンな食事を意識している。
「痩せてきれいになった姿やステージに立っている姿を想像することで、トレーニングとダイエットを継続することができました。また、目の前の美味しそうなものを食べて感じる“一瞬の満足感”よりも、ちょっと我慢して理想の姿を手に入れることを考えています。40代からでも自分の取り組み次第で身体は変わり、なりたい自分に近づくことができます」
取材：FITNESSLOVE編集部
