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万年ダイエッターOLが2年でモノキニ女王&エステサロンの経営者になれた理由

桜井ひなさんちょっと筋トレしてみよう、ちょっとダイエットをしてみようと挑戦してみたものの、思うような結果を得られずに挫折してしまうという人は多いはず。今年のSuper Body Contest(以下、SBC)開幕戦となった京都大会(KYOTO01)のMONOKINI部門でChampion of the show(総合優勝)に輝いた桜井ひな(さくらい・ひな/39)さんもその一人。そんな桜井さんが出会ったのは“しっかりと鍛えて、減量中にこそ美味しいものを食べる”という方法だった。

【写真】モノキニ女王・桜井ひなさんの自慢のヒップや脚

2023年はSBC京都大会でも優勝し、自身のエステサロンを開業した桜井さんが、ボディメイクと出会ったのは7年前のことだった。

「自宅トレーニングと食事制限を始めましたが、思うように筋肉が付かず挫折してしまいました」

しかし、2年前に憧れが桜井さんの背中を押し、パーソナルジムの門を叩いたことで人生が好転する。

「フィットネスインフルエンサーのゆんころさんのような細くて筋肉があるカッコイイ身体になりたい、そして筋肉を付けて美味しいお酒を飲みつつ、美味しい食べ物も妥協したくないと思い、独学では無理だと判断して、パーソナルジムに通い始めました」

SBC日本チャンピオンの辻宗志さんがトレーナーだったことで、ボディコンテストへの道が開けていく。

「辻さんが優勝する姿をみて、刺激を受けました。私が出場できるのか不安でしたが、辻さんが『できる、できる』と背中を押してくれてSBCにエントリーすることにしました」

スクワットで鍛えた脚とお尻を強みに、デビュー戦となった2022年の福岡大会で3位。そこからさらなる進化を遂げて、2023年に京都大会で総合優勝のクリスタルを手にした。そんな桜井さんのこだわりは“減量中にこそ美味しい物を食べる”。

「減量末期は毎日馬刺しを食べるようにしています。減量中の楽しみです」

桜井さんは「SBCに出会わなければ、きっと今でもOLだった」と振り返りながら、自身の変化を噛み締めた。

「コンテストに出場して、一歩踏み出す勇気や行動力が身に付きました。学生の頃は部活に入らず、体育もほとんど見学で、何をしても長続きしませんでした(苦笑)。でも大会に出場するようになって、残りの人生はいろいろなことにチャレンジしようと思えるようになったんです。15年間勤めていた会社勤めを辞めて、夢だった自分のお店を持つことができました。きっかけをくれた辻さん、支えてくれた家族に感謝です。コンテストに出るようになって、『ごめんね』よりも『ありがとう』が増えたのも実感している変化の一つです」

開業した初年度で多忙な中、12月10日(日)のSBC日本大会(FINAL)に向けてトレーニングを積む桜井さんに継続の秘訣を聞いた。

「楽しい未来を想像すること、綺麗になった自分を想像すること、そして頑張ったご褒美を準備することです。日本大会では満足のいく結果が残せるように全力を尽くしたいと思っています。また、仕事面では、たくさん勉強してエステ以外のジャンルのお店も経営したいです」

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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:SBC事務局

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