トップビルダーが実践する最強の筋トレメニューに挑戦|世界チャンピオン鈴木雅の背中トレ編③

“令和の怪物”相澤隼人選手が武者修行として、先輩トップビルダーのトレーニングルーティンに挑戦するという月刊ボディビル誌の名物企画、ガチンコトレーニングバトル。今回は、原巨人のトレーニングコーチ就任が決まり話題となり、その指導力にも注目が集まっている、世界チャンピオン鈴木雅選手が実際に行っている「背中トレーニング」から主に僧帽筋下部に効かせる種目を紹介していく。

取材・文_月刊ボディビルディング

ノーチラス・シーテッドロウイング
狙う部位:僧帽筋下部(肩甲骨周り)

鈴木選手愛用のオリジナルギア

この種目はグリップを握る感覚を掴む為、パワーグリップやリストストラップといったギアは使用していない。オンラインサロンの鈴木雅塾を受講している人は知っているかもしれないが、緩衝材と滑り止めを使った鈴木選手オリジナルギアをシートに置き行う。種目のポイントは中手骨でしっかり握ること、骨盤を引き上げること。前記に述べたオリジナルギアを使用したところ、骨盤を引き上げる感覚が非常に掴みやすかった。またそれにより脊柱が安定し、負荷が逃げず継続して対象筋に刺激を入れることができた。パットが鳩尾あたりに来るようシートの高さを設定し、パットの位置を軸にして軽く身体を伸展させる。1セット目は引いたポジションで負荷を逃さないよう止めるようにして行い、2、3セット目はスタートポジションで軽く伸張反射を使い、テンポよく行った。ギアを使用してないので、グリップの感覚が非常に掴みやすく、オリジナルギアの体感も非常にあった。

スタートポジションで自分は腕が回内気味になり、肩甲骨が上がりやすくなっていた為、軽くアンダーグリップ気味に持つように指摘された。それにより肩甲骨の過度な外転が行われなくなり、無理な動作もなくトレーニングを行うことができた。(相澤)

鈴木雅(すずき・まさし)
1980年12月4日生まれ。福島県出身。(株)THINKフィットネス入社。
2004年にボディビルコンテストに初出場。翌2005年、デビュー2年目にして東京選手権大会で優勝。2009年ワールドゲームズボディビル80㎏級3位。2010年から日本選手権で優勝を重ね、2018年に9連覇を達成。2016年にはアーノルドクラシック・アマチュア選手権80㎏級、世界選手権80㎏級と2つの世界大会でも優勝を果たした。

相澤隼人(あいざわ・はやと)
1999年10月21日生まれ。神奈川県出身。身長164㎝、体重71kg(オン)83kg(オフ)
2015~2017 全国高校生選手権優勝
2017 日本ジュニア選手権優勝 世界ジュニア選手権75kg 級5位
2018 全日本学生選手権優勝
2019 東京選手権優勝 日本クラス別選手権70kg級4位 全日本学生選手権優勝 日本選手権9位

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