なかやまきんに君も歓喜!会場変更での開催!その裏にあったのは選手ファーストの想い

ボディビルシーズンの開幕を告げる東京ノービスボディビル選手権大会が5月3日(月・祝)に開催される。今年は、名称を『東京オープンボディビル選手権大会』から『東京ノービスボディビル選手権大会』に改めた本大会。その開催をめぐり、主催の東京都ボディビル・フィットネス連盟(TBBF)の尽力がSNSなどで話題を集めている。

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開幕戦と新人戦の意味合いを兼ねて、東京オープンボディビル選手権大会という大会名で長きに渡り行われた本大会。しかし、全国各地誰でも参加できる「オープン大会」という名称の大会を各地方連盟で開催するようになり、東京オープンボディビルも同じ認識を持つ選手が増えたため、改名する運びとなった。

2020年は緊急事態宣言の影響で中止。2年ぶりの開催となったが、エントリーが前回大会よりも20名ほど増え、チケットも即完売と盛り上がりをみせていた。しかし、4月23日に発令された緊急事態宣言により、会場の『北とぴあ』が宣言期間中、閉館となるニュースが流れ、選手たちの不安の声がSNSなどでみられた。

開催場所が使用できない連絡を受けて、中止の発表が予想されたが、4月24日、TBBFは開催地調整への意向を示した。

「大会に向け全力でトレーニングを積んでこられた選手の皆様のご期待に沿えるよう、当連盟としては、5月3日(月・祝)同日に大会ができる別会場を確保するべく、現在理事一同全力で取り組みを行っております」

そして、2日後の4月26日。

「本来予定していた大会会場『北とぴあ』が緊急事態宣言発令に伴い休館となり、使用できなくなったことを受け、急遽別会場を確保し開催することに致しました。東京連盟と致しましては、大会日に合わせて厳しいトレーニングや食事制限をし、全力で身体を仕上げて来られた選手の皆様のため、様々な協議、調整を急ぎ行った結果大会の延期や中止はせずに、会場を変え、同一日に大会を開催することに致しました」と『浅草橋ヒューリックホール』での、無観客に変更しての開催を決定した。

開催を知らせる発表に、選手たちだけではなく、ボディビルファンからも多くの喜びの声と、TBBFへの賞賛の声がSNSであがった。

場所変更での開催に関する経緯を大会実行副委員長の辻本俊子さんはこのように話す。

「2020年東京オープン選手権大会は中止を余儀なくされました。今年も緊急事態宣言の発令を受けたときは2年連続中止せざるを得ない状況に立たされましたが、トレーニングや減量をしてきた選手たちのことを考えて何とかしようと動き始めました」

その理由には新人戦という意味合いが深く関わっている。

「本大会は、東京都所属のボディビルをはじめた選手が最初に活躍する舞台として用意されています。しかし、昨年度に続き、今年も中止になってしまうと、ボディビルを初めた選手たちの披露する場所が2年連続でなくなってしまい、モチベーションを保つ場所が失われてしまう。そういった状況はつくってはいけないと思いました。そこで国や東京都のスポーツ大会実施への指針に沿うかたちでの実施に向けて2日間動きました」

会場を変更しての実施が決まった本大会。感染症対策だけではなく、無観客だからこその対応も検討されている。

「基本的な感染症対策に加えて、一度に多くの選手が会場にいる状況にならないように3つのブロックに選手を区切って開催します。さらに、オリジナルマスクを配りステージ以外では必ず着用いただきます。それと無観客になってしまい、せっかくステージに立つのに家族や友人などにみてもらえないため、全選手の写真を撮影できるように各方面に手配しています。また動画配信も検討しています」

〝選手ファースト”を感じさせるニュースと共に2021年、日本のボディビルが幕を開ける。

(文:FITNESS LOVE編集部 写真:中島康介)

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