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もう一歩上の身体を目指す!ホエイペプチドの魅力

「ホエイペプチド」といえば、アミノ酸がいくつか連なったものであることは知っていても、プロテインとホエイペプチド、アミノ酸とホエイペプチドを使い分けているトレーニーは小数派なのではないだろうか。プロテインを飲んでいれば十分だろう、と考える人も少なくないだろう。そこでここでは、実際にホエイペプチドを摂取している鈴木雅選手と佐藤貴規選手が、その効果や実感について対談。ホエイペプチドの魅力と活用法について語り合ってもらった2016年の記事を紹介する。

取材・文:藤本かずまさ

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――お二人がホエイペプチドを摂取するようになったのはいつごろからでしょうか。
鈴木 2010年にゴールドジムの「ホエイペプチド・アミノコンプレックス」がリニューアルされてからです。日本選手権で初めて優勝した年からですね。私はプロテインは飲みますが、少しお腹が張るときがあるんです。また、私の場合は総合アミノ酸やEAAなどを取るとBCAAのような集中力は得られるのですが、(アミノ酸が)筋肉に届いているような感覚はなかなか得られなかった。ですが、ホエイペプチドを飲むようになったらトレーニング中にバテなくなり、パンプが長く続くようになりました。そのおかげでトレーニングをダラダラとやることもなくなりました。
佐藤 私は2000年です。もう16年も飲み続けていて、初代の「アミノコンプレックスEXパウダー」から飲んでいます。リューアルを施した現在のホエイペプチド・アミノコンプレックスは、三代目にあたります。飲み始めたキッカケは、プロテインに加えて、もうワンランク上のものを取りたいと思ったからです。当時はプロテインとアミノ酸は別のカテゴリーに属するものという印象を抱いていて、ペプチドはどちらからと言えばプロテイン寄りというか、プロテインのハイスペック版という印象でした。
鈴木 なにも飲まないでトレーニングすると、トレーニング中に筋中の水分が抜けて萎んでいくような感覚があるんですが、ホエイペプチドを飲むと、それがないんです。5年くらい前は海外のサプリメントでもペプチドが流行っていました。そういった商品を紹介する記事にも、摂取タイミングとして、トレーニング中に7gのペプチドを摂取することが推奨されていました。また、糖質と一緒に取ることでトレーニング効果を上げたり、筋合成や回復をスムーズに促したりといった記事が掲載されていましたね。それを見てホエイペプチドに興味を持ち、飲み始めるようになりました。

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