トレーニング mens

数年で鬼の背中をつくりあげたジュニアボディビルダーのバルクアップ法

2019年に全国高校生選手権で10位になった北海道の元高校球児、川田聖侃選手。トレーニングを本格的にはじめて身体が大きく変わった川田選手。ここではそんな川田選手からトレーニングのこだわりや今年の目標を聞いた。

取材:FITNESS LOVE編集部 大会写真:中島康介 写真提供:川田聖侃

【画像】川田聖侃選手の約4年間の変化

ーートレーニングをはじめたきっかけを教えてください。
「中学校のときに腹筋を割りたくて腹筋ばかりやっていたら胸よりお腹が出てしまったので腕立てを始めました。高校一年生のときに野球の練習で足を怪我してベンチプレスをやり始めたのがウエイトを本格的に始めたきっかけです。高校の間はずっと地元の総合体育館に野球がオフの日や休日の練習後は通っていました」

ーートレーニング歴はどのくらいですか?
「はっきり何年というのは難しいですが本格的にボディビル トレーニングを始めたのは高3の夏の大会終わって野球を引退してからです」

ーートレーニングをはじめてからの、まわりの反応はいかがでしたか?
「キャラがだんだん筋肉キャラになっていきました。久々に会う人にはやはり驚かれます」

ーー現在のトレーニングの分割を教えてください。
「背中、胸、肩、脚、腕です」

ーーオフは?
「オフは疲労と仕事の休み次第で大体週に2日取ります。仕事の休みはツーリングに当てたいのでできるだけオフにします。ただ雨の日はトレーニングに直行します」

ーートレーニングでこだわっていることはありますか?
「姿勢を良くするためにリアライメントをしっかりやります。筋肉が固まって姿勢が悪い、すなわち骨や関節が正しい位置にない状態で、または正しい姿勢にできない状態でトレーニングをしても重量も上がらず、つまんなくなってしまいます。動きを出してあげたいところと動けるようにして安定させてあげたいところは安定させてあげる。そんなイメージでやってみてます」

ーー精神面でも何かあるのでしょうか?
「できるだけ笑顔を作るようにしています。笑顔でいるだけで潰れる気がしなくなります。上がるイメージが浮かびポジティブな気持ちになれるのでトレーニング中は気付けば笑うように心がけてます。たぶん側からみたらだいぶ気味悪いかもしれないですが(笑)。すぐできるので試してみてほしいです。他にも意識してることはものすごくたくさんあります」

ーー最後に今後の目標を聞かせてください 。
「今年は全日本ジュニア出たかったのですが8月と早いのでバルクアップと仕事に専念します。来年再来年とまた勝負をかけていきます」

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